2025-06-05 コメント投稿する ▼
山尾しおり氏の出馬見送り NHK党が会見中止と公認白紙を発表、立花氏が理由を明かす
立花孝志氏、山尾しおり氏の出馬会見を突如中止 公認も白紙に
政治団体「NHK党」の代表を務める立花孝志氏が6月5日、自身のX(旧Twitter)にて、同党から参議院選挙への出馬を予定していた山尾しおり氏の記者会見を中止すると発表した。同時に、山尾氏の公認も白紙に戻すことを明らかにした。
出馬会見は前日発表から一転
山尾氏の会見は、当初6月5日に行う予定で準備が進められていた。ところが立花氏は前夜になって突然、「山尾しおりの出馬会見は中止します」とポスト。その理由については「本人の意思でどこの政党からも出馬しないことになり、YouTubeチャンネルも閉じて一般人に戻るとのこと」と説明した。情報発信も取りやめるという突然の展開に、関係者の間に動揺が広がった。
同姓同名の“山尾しおり”が物議
今回の出馬予定者・山尾しおり氏(31)は、通称名としての立候補を予定していた。問題となったのは、国民民主党が比例区で擁立した元衆議院議員の山尾志桜里氏(50)と同姓同名であった点である。立花氏はこの点を強調し、同名の擁立は「抗議の意を込めたもの」と説明していたが、同党内外で波紋を呼んでいた。
玉木雄一郎代表も会見で「民主主義の基本を揺るがしかねない」と述べており、国民民主党としても極めて慎重に事態を見守っていたようだ。
山尾志桜里氏は出馬継続の構え
一方、山尾志桜里氏は自身のXで「出馬会見を予定しています」と明言し、今回の騒動には一切関係がないとする立場を明確にしている。立花氏の動きが世論を引きつけた一方で、当の山尾志桜里氏は静かに政治活動を進めている様子だ。
X上では驚きと疑念が交錯
今回の急転直下の中止劇には、ネット上でも多くの反応が寄せられている。
「この短時間で何があったんでしょうか」
「結果を見届けたかったですが、残念」
「ガチでやべぇのが粘着してきたんでしょうなぁ。残念」
「本物の山尾氏に訴訟をチラつかされたとか?」
「なんか中の人、怖くなっちゃったのかな」
中には、法的トラブルや外部からの圧力を疑う声も見られたが、詳細は明らかにされていない。
立花氏の“戦略”が裏目に?
立花氏はこれまでも話題性を狙った手法で注目を集めてきたが、今回の“同姓同名作戦”は結果的に失敗に終わった形だ。公認白紙という判断は、NHK党にとって戦略の見直しを迫る一手となりそうだ。
今後の参議院選に向け、各政党はより慎重な候補者選定と情報管理が求められることになるだろう。