2026-02-25 コメント投稿する ▼
京都市が挑む自動運転バスの未来:洛西ニュータウンから始まる公共交通の変革
2026年3月、西京区の洛西ニュータウンで自動運転バスの実証実験がスタートします。 京都市も例外ではなく、既存の路線網をどう維持していくかが大きな課題となっています。 自動運転技術は、人手不足を補い、将来的な運行コストを抑えるための切り札として期待されています。 京都市は、2028年度中に「レベル4」の自動運転バスを導入することを目指しています。
深刻な運転士不足と郊外の足を守る挑戦
現在、日本全国でバスの運転士不足が深刻な社会問題となっています。特に郊外の住宅地では、路線の維持が難しくなり、高齢者や学生などの移動手段が失われる「交通難民」の発生が懸念されています。京都市も例外ではなく、既存の路線網をどう維持していくかが大きな課題となっています。
洛西ニュータウンのような大規模な住宅街において、いかにして持続可能な交通網を築くかが問われています。自動運転技術は、人手不足を補い、将来的な運行コストを抑えるための切り札として期待されています。今回の実験は、まさに地域の未来をかけた挑戦といえるでしょう。
2028年度の「レベル4」実現に向けたロードマップ
京都市は、2028年度中に「レベル4」の自動運転バスを導入することを目指しています。レベル4とは、特定の走行環境において、運転手がいなくてもシステムがすべての運転操作を行う状態を指します。これが実現すれば、人件費の抑制や柔軟なダイヤ設定が可能になります。
もし実現すれば、市営交通としては政令指定都市で初めての画期的な試みとなります。市は2025年度から2027年度にかけて段階的に実験を重ね、安全性の確認や技術的な課題の洗い出しを進めていく計画です。一歩ずつ着実にステップを上ることで、市民の信頼を得ようとする姿勢が見て取れます。
3月に実施される実証実験の具体的な内容
2026年3月に行われる実験では、まず「レベル2」からスタートします。これは運転手が席に座った状態で、アクセルやハンドル操作をシステムが補助する仕組みです。万が一の事態には運転手が即座に対応するため、安全性が十分に確保されています。