2025-06-02 コメント投稿する ▼
足立区都議選2025:物価高対策に挑む公明党・うすい浩一氏、再選への正念場
足立区都議選、うすい浩一が再選をかけて挑む
2025年の東京都議会議員選挙が迫る中、足立区(定数6)ではかつてないほどの混戦模様が広がっている。立候補者は11人。保守・革新・無所属が入り乱れ、有力9人が接戦を繰り広げる中、公明党の現職・うすい浩一氏が再選に向けて奮闘している。
2人当選は困難、うすい氏の勝負所
現在、都民ファーストの会現職と自民党現職がやや優位に立ち、共産党と立憲民主党の現職がその後を追う展開となっている。残る2枠に対しては、保守系支持を固める自民党新人、公明党のうすい浩一氏と新人の大竹さよこ氏、さらには地域政党・再生の新人2名も加わり、文字通りの大混戦だ。
うすい氏にとっては、公明党2人目の当選を目指す戦いであると同時に、自らの地盤と実績を再び有権者に認めてもらう選挙でもある。保守層の票が分散する中、無党派層への浸透が鍵を握る。
物価高に全力対策、生活者の味方として
「野菜が高い」「光熱費が重い」という市民の声に応え、うすい氏は物価高への対策を重点政策に据える。輸入に依存してきた肥料の国産化を推し進め、食材価格の抑制につなげたいとしている。
また、国と連携して実現した「1人7,000円分の生活支援ポイント」は高く評価されており、「次は1万円へ増額を」と力強く訴える。
うすい氏は「市民の台所事情を守るのが政治の役目」と語り、細やかな視点で政策を打ち出している。
地域密着の実績、地道な活動が支持の源泉
これまで区議を5期、都議としても1期の実績を持つうすい浩一氏は、足立区のインフラ整備や防災、教育環境の改善に力を入れてきた。具体的には以下のような成果がある。
* 小中学校体育館へのエアコン設置を100%達成
* 舎人ライナー通勤時間帯の増便を実現
* 舎人公園への非常用発電設備設置
* 50歳以上への認知症検診の無償化
* 私立高校授業料の実質無償化拡大
地道に、かつ着実に区民の声を政策に反映してきた実績は、現場主義の政治家であることを証明している。
「一緒にこのまちを守る」うすい氏の決意
選挙戦終盤に向け、うすい氏は「すべての世代が安心して暮らせる足立をつくる」と強調。高齢者、子育て世代、そして若者まで、幅広い層に向けた施策の必要性を訴える。
陣営は、地域の支援団体や婦人部、青年層まで総動員し、草の根レベルでの活動を強化。まさに「全方位戦」で当選を狙う。
足立区における公明党の2議席確保は依然として厳しい戦いだが、うすい氏個人としての実績と信頼感は、他候補と比較しても際立っている。都議会で再びその力を発揮できるか、有権者の一票にかかっている。