2025-04-22 コメント投稿する ▼
東京都議選2025町田選挙区で激戦!池川友一氏3期目挑戦、教育・福祉政策で支持拡大狙う
都議選2025・町田市選挙区
現職と新人が激突、混戦の様相東京都議会議員選挙が6月22日に迫り、町田市選挙区(定数4)は現職と新人合わせて8人が立候補を予定している。現職3人に対し、新人5人が挑む構図となり、選挙戦は激しさを増している。
池川友一氏の実績と訴え
日本共産党の現職、池川友一氏は3期目を目指して立候補。過去2期での実績を強調し、特に教育や福祉分野での取り組みをアピールしている。池川氏はこれまで、ツーブロックの髪型を禁止する「ブラック校則」の見直しを推進し、若者の権利保護に尽力してきた。また、給食費無償化、補聴器助成、高校授業料無償化、第1子からの保育料無償化、18歳までの医療費助成など、多岐にわたる子育て支援を実現してきた。
池川氏は「みんなの声で政策を変えてきた」というスローガンを掲げ、地域住民との対話を大切にし、政策立案に反映してきた。4月22日の鶴川駅前での演説では、高齢女性から補聴器助成への感謝の声が寄せられたことを紹介し、「市民の声が政策を動かす」と強調している。
他候補者の動向
町田選挙区では、池川氏のほか、自民党の星だいすけ氏、都民ファーストの会の藤井あきら氏も再選を目指している。星氏は地元サッカーチーム「FC町田ゼルビア」の元選手としての知名度を活かし支持拡大を図り、藤井氏はデジタル行政の推進を強調し支持を求めている。
立憲民主党は新人の東友美氏を擁立。女性候補として、多様な価値観を尊重する政策を掲げ、福祉や子育て支援に力を入れている。公明党も新人の村松としたか氏が出馬し、地域密着型の政治をアピールしている。
また、国民民主党の広田ゆう大氏は教育分野に特化した政策を掲げ、子どもたちへの支援を重視。再生の道からは浅井なおゆき氏とたきぐち昭彦氏の2人が立候補し、地域の課題解決を訴えている。
町田選挙区の情勢と注目点
町田市は新住民が多く、投票行動が固定化されにくい地域とされる。前回選挙では都民ファーストの会の新人がトップ当選を果たし、浮動票の動向が大きく影響を与えた。今回も各候補者は駅前での演説やSNSでの発信を強化し、支持拡大を図っている。
池川氏は3万5000票を目標に掲げ、地域の支部を中心に「500万要求対話」と称し、有権者との直接対話を進めている。支持者からは「池川さんは市民の声を聞いてくれる」との声も聞かれ、草の根の支援を広げる構えだ。
選挙結果の行方
町田選挙区は現職と新人の激突となり、票の分散が予想される。各候補者は、自らの政策や実績をアピールしながら、支持拡大を目指して最終盤まで選挙戦を繰り広げる見込みだ。
有権者は各候補者の政策や実績を冷静に見極め、未来を託す一票を行使することが求められている。