2025-05-14 コメント投稿する ▼
日本共産党、全国都道府県委員長・書記長会議で討論まとめ 田村智子氏「選挙勝利へ迅速な行動を」
日本共産党、全国都道府県委員長・書記長会議で討論まとめ
日本共産党は5月14日、全国都道府県委員長・書記長会議を開催し、田村智子委員長が討論を総括した。会議では22人が発言し、志位和夫議長が訪中の報告を行った。田村氏は「新たな政治局面」に対応するため、党組織の結束と迅速な行動が求められると強調した。
新たな政治局面に対応するための指針
田村委員長は、今回の会議が特別な形式で行われた理由について、「短期間で選挙勝利を目指すため、各都道府県の指導者がしっかりと現状を共有し、迅速な対応が必要」と説明。幹部会決議の内容を全党員に浸透させ、熱意を持って行動に移すよう呼びかけた。
また、幹部会決議で提示された「四つの角度」での自己検討を各機関でも深め、党勢を拡大するための議論を進めることを提起。田村氏は「全国各地での前進の兆しを確信に変え、これを全党に広げなければ選挙勝利は望めない」と述べ、組織の強化を訴えた。
国民の声に応える政治の実現
田村氏はさらに、国民との対話を通じて多くの人々が抱える切実な課題に向き合う姿勢を強調。「日本共産党が国民の声に応える政治を実現することが重要」とし、地域組織が声を集め、具体的な政策に反映させる取り組みを加速させるよう求めた。
その中で、若者や学生を対象にした「集い」や『資本論』ゼミが好評を博していることにも言及し、こうした取り組みが幅広い層に党の思想を伝え、支持を広げる鍵になるとした。
選挙勝利と党勢拡大を目指して
田村委員長は最後に、「私たちの努力によって、新たな政治局面を切り開くことができる。党員一人ひとりが責任を持ち、団結して選挙勝利を勝ち取ろう」と強く訴えた。
日本共産党は、こうした方針を基に今後も全国での活動を展開し、党勢拡大と選挙勝利を目指す考えを明確に示している。