2025-02-20 コメント投稿する ▼
自民党の裏金問題解明妨害を批判 田村委員長、国会での責務強調
裏金解明 国会の責務
日本共産党の田村智子委員長は20日、衆院予算委員会での自民党の裏金問題に関する空転について、問題の真相解明が国会の責務であると強調し、自民党の妨害行為を厳しく批判しました。
自民党の妨害行為
田村委員長は、19日に衆院予算委員会での参考人招致が空転した問題に関して、「裏金事件の真相解明は国会の責務だ。それを自民党が妨害している」と指摘しました。旧安倍派会計責任者である松本淳一郎氏の参考人招致を巡って、松本氏側が質問者や質問内容に対して異議を唱えていることを問題視し、これが裏金事件の解明を妨げていると主張しました。
参考人招致に関する問題
田村氏は、松本氏が自民党内で裏金問題に関する重要な証言を持つ人物であり、その証言を明らかにすべきだと述べました。しかし、松本氏側が「こういう質問はダメだ」「いつやるのかも、場所も明かせられない」といった要求をすることを批判。さらに、参考人質疑を秘密会として行おうとする動きに対して、「何さまなのかという話だ」と述べ、自民党の対応を強く非難しました。
共産党の立場
また、松本氏側の意向で、共産党などの予算委オブザーバーの出席が認められていないことにも触れ、「裏金問題は元々『しんぶん赤旗』が暴いたもので、共産党に追及されたくないのか」と疑問を呈しました。田村氏は、このような対応を認めることはできないと強調し、真相解明への強い意欲を示しました。
要点
- 田村智子委員長は自民党による裏金事件の解明妨害を批判。
- 松本淳一郎氏の参考人招致を巡り、質問内容への異議が出され、予算委員会が空転。
- 参考人質疑を秘密会にしようとする自民党の対応を批判。
- 共産党の出席が認められないことについても不満を示す。