2025-05-17 コメント: 1件 ▼
公約国民民主党、年金改革で独自修正案を提出へ 基礎年金底上げ見送りに玉木代表が批判
国民民主党、年金改革で独自修正案提出へ
国民民主党の玉木雄一郎代表は17日、横浜市で記者団に対し、政府が提出した年金改革関連法案について、自党独自の修正案を国会に提出する意向を明らかにした。政府案には基礎年金の底上げが盛り込まれておらず、この点を重視する国民民主党は修正案の作成に着手したという。
玉木氏は、「政府の法案には本来最も大事な基礎年金の引き上げが欠けている」と指摘。「選挙を意識して重要な部分を外したように見える」とも述べ、政府案への不満を強調した。
また、「我々は独自に年金制度改革を進めるための修正案をまとめ、でき次第提出したい」と語り、立憲民主党など他野党の動きにも注目しつつ、修正案の内容を調整する姿勢を示した。
政府案に対する批判が続出
政府が16日に提出した年金制度改革法案は、パート労働者の厚生年金加入条件の緩和を柱としつつ、基礎年金の底上げ案は見送られた。これは自民党内で参院選への影響を懸念する声が強まったためとされる。
野党各党はこれに反発し、立憲民主党の野田佳彦代表は「政府案は中身が抜け落ちた“あんこのないまんじゅう”だ」と批判し、基礎年金底上げを含む修正案を提出する方針を明らかにしている。
日本維新の会も、特に就職氷河期世代への支援が欠如していると問題視し、修正案の検討を進める構えを示している。
ネット上の反応
SNS上では、政府の年金改革案に対する批判の声が相次いでいる。特に基礎年金の底上げを見送ったことに対する不満が目立つ。
「将来の年金がどうなるか不安だ。これで安心して老後を迎えられるのか?」
「選挙が近いから都合の悪い部分を外したのか。国民を無視しすぎ」
「野党にはぜひとも実効性のある修正案を出してほしい」
「基礎年金の底上げは最低限必要。なんでここを削る?」
「“あんこのないまんじゅう”という表現、まさにその通り」
国会では、政府案に対する野党の反発が続く見込みだ。特に基礎年金の底上げを求める声が強く、修正案の内容次第では与野党間で激しい議論が予想される。
玉木氏は修正案を「実現可能なパッケージ」としてまとめる意向を示しており、今後の審議でどのような内容が議論されるかが注目される。年金制度改革は国民の生活に直結する問題だけに、与野党が実効性のある制度を構築することが求められている。
この投稿は玉木雄一郎の公約「年金の最低保障機能強化」に関連する活動情報です。この公約は100点の得点で、公約偏差値78.4、達成率は0%と評価されています。