2025-03-21 コメント投稿する ▼
玉木雄一郎代表、エロ広告規制に言及 「表現の自由守る」 自主的取り組みを促進
■ 表現の自由は守るべき
玉木代表は、「エロ広告が話題になっていますが、国民民主党は表現の自由を必ず守ります」と断言。この発言には、憲法で保障された表現の自由を重視し、政府による過度な規制には慎重であるべきだという強いメッセージが込められている。玉木代表は、「権力が何が良くて何が悪いと判断し始めると、それは検閲につながりかねない」とも述べ、政府が表現の内容を判断することへの警戒感を示した。
■ ゾーニングの必要性
しかし、玉木代表は単に放置するわけではないと明言。エロ広告が社会に与える影響を認識し、適切な対策が必要だとの立場を取った。玉木代表は、たばこの喫煙における「ゾーニング」の考え方になぞらえ、エロ広告にも同様の対応が求められると説明した。たとえば、公共の場で喫煙をする際には指定された場所で吸うように、エロ広告も子供たちが利用するサイトには表示されないよう、ゾーニングを行うべきだという認識を示した。
■ 業界団体の自主的取り組み
さらに玉木代表は、エロ広告規制について「基本的には業界団体の自主的な取り組み(ソフト・ロー)で対応すべき」と強調した。これは、強制的な法規制ではなく、業界内で自ら取り組む形を支持する立場を取ったことを意味している。同党の伊藤孝恵参院国対委員長が18日の参院予算委員会で、エロ広告を子供たちの目に触れさせないようにするゾーニングが必要だと訴えたことを受けて、玉木代表はこの意見を支持し、広告主やプラットフォーム事業者に対して自主的な対応を促すべきだとした。