2025-03-04 コメント投稿する ▼
国民・玉木代表が復帰
共同通信社の2月の世論調査では、国民民主党の支持率は10.8%を記録し、野党第1党の立憲民主党の10.4%を上回った。この好調の背景には、衆院選で掲げた「年収の壁」引き上げの実現にこだわる強気の姿勢が評価されているとの見方が強い。自民・公明両党との3党協議では、減税が不十分だとして与党案を突っぱねるなど、積極的な政策提言が支持拡大に寄与している。
玉木氏は役職停止中もSNSでの発信やメディア出演を通じて後方支援に努めていた。代表復帰後は、「手取りを増やす」政策アピールを一層強める意向を示している。浜口誠政調会長は3日、国会内で記者団に対し、「政策を前に進めるため、代表として全力で取り組んでほしい」と述べ、玉木氏の復帰に期待感を示した。
一方、2月の最新意識調査では、立憲民主党が露出増加に伴い支持率を回復し、国民民主党と逆転する傾向も見られた。これにより、国民民主党内では支持率の一服感が指摘されている。今後、玉木氏のリーダーシップと政策発信力が、参院選に向けた支持拡大の鍵を握ると考えられている。
- 玉木雄一郎代表が役職停止3カ月の処分を終え、3月4日に代表職に復帰。
- 共同通信社の2月の世論調査で、国民民主党の支持率は10.8%を記録し、立憲民主党を上回る。
- 「年収の壁」引き上げを主張し、与党との協議で強気の姿勢を貫く。
- 玉木氏はSNSやメディアを通じて政策発信を強化し、参院選に向けた支持拡大を目指す。
- 2月の意識調査では立憲民主党が支持率を回復し、国民民主党と逆転する傾向も見られる。
玉木氏の復帰により、国民民主党が参院選に向けてどのような戦略を展開し、支持を拡大していくかが注目される。