2025-02-19 コメント投稿する ▼
国民民主党、予算案に強い不満—緊急記者会見で具体的な改善要求
2025年2月19日、国民民主党は緊急記者会見を開き、政府が提出した予算案について強い不満を示しました。玉木雄一郎代表をはじめ、党幹部がその内容に対する批判を展開しています。
■古川代表代行、政府に3つの申し入れ
古川元久代表代行は、16:15から行われる3党協議に向けて、次の3点を強く申し入れることを表明しました。
1. 所得制限の撤廃
2. 控除額の物価スライド導入
3. ガソリン暫定税率廃止の時期を明記すること
これらは、国民の生活に直結する重要な内容であり、現行の予算案に対する党の立場を反映したものです。
■榛葉幹事長、強烈な批判
続いて、榛葉賀津也幹事長は政府案について、次のように強く批判しました。
- 「今の案は話にならない」
- 「3党幹事長合意をバカにするな」
- 「壁をなくすと言いながら、新たな壁を作るのはおかしい」
- 「維新の吉村さんや前原さんも178万円への引き上げに賛成していたはず。こんな中途半端な内容で、社会保険料引き下げにゼロ回答なら、手取りを増やす政策を骨抜きにした責任は維新にもある」
さらに、榛葉幹事長は物価高騰に苦しむ国民に寄り添う政策が必要だとし、同じ考えを持つ公明党の西田幹事長との連携を強調しました。
■国民民主党の立場と今後の展開
国民民主党は、政府の予算案が不十分であるとし、具体的な改善策を提案しています。特に、所得制限の撤廃や物価スライドの導入を強く求めており、これらが実現されなければ、党としては予算案に賛成することは難しいとしています。
党内では、物価高騰に悩む国民の生活を守るために、もっと実効性のある政策が必要だという声が高まっており、今後の3党協議に注目が集まります。