2026-02-04 コメント投稿する ▼
愛知県宇連ダム貯水率5.8%で深刻な水不足、21年ぶり渇水対策本部を設置
豊川用水の水源の1つである宇連ダムは、2026年2月3日正午時点の貯水率がわずか5.8パーセントまで落ち込みました。 愛知県は21年ぶりに渇水対策本部を設置し、農業用水と工業用水は30パーセント、水道用水は17パーセントの節水対策を行っています。 新城市にある豊川用水の水源の1つ、宇連ダムは2026年2月3日正午時点の貯水率がわずか5.8パーセントまで落ち込んでいます。
愛知県東三河で深刻な水不足、宇連ダムの貯水率がわずか5.8パーセント
愛知県東三河地方で深刻な水不足が続いています。豊川用水の水源の1つである宇連ダムは、2026年2月3日正午時点の貯水率がわずか5.8パーセントまで落ち込みました。1月の1カ月に降った雨の量はわずか1ミリメートルで、ダム湖の底は多くが地面がむき出しとなっています。愛知県は21年ぶりに渇水対策本部を設置し、農業用水と工業用水は30パーセント、水道用水は17パーセントの節水対策を行っています。
新城市にある豊川用水の水源の1つ、宇連ダムは2026年2月3日正午時点の貯水率がわずか5.8パーセントまで落ち込んでいます。宇連ダムに1月の1カ月に降った雨の量は1ミリメートルで、ダム湖の底は多くが地面がむき出しとなり、水に沈んでいた昔の橋脚なども姿を現しました。
日本海側が大雪となる中、太平洋側では雨が降らないカラカラ天気が続いています。愛知県でも名古屋や岡崎、豊橋など多くの地点で、1月の降水量が0.5ミリメートル以下であることを示す0.0となりました。
豊橋市や蒲郡市など5つの市に水を供給する豊川用水も深刻な水不足となりました。愛知県は21年ぶりに渇水対策本部を設置し、農業用水と工業用水は30パーセント、水道用水は17パーセントの節水対策を行っています。
「水が出にくくなって困ってる、早く雨降ってほしい」
「お風呂が生活の一部なのに休業されて本当に困った」
「砂漠みたいに乾燥してて野菜が育たない、1週間に1回は雨が欲しい」
「みんなが使う水だし仕方ない、でも早く入梅で大雨が降ってほしい」
「節水って言われても限界がある、いつまで続くのか不安だ」
乾燥して砂漠のよう、水不足で農業に打撃
水不足の影響は、東三河で盛んな農業にも及んでいます。豊川市で農業を営むももぱぱのやさい畑の小野田泰博代表氏は、この時期はキャベツやカブ、ホウレンソウなどを育てていますが、ホウレンソウに乾いた砂がついてしまい、収穫しても洗い落とすのに手間がかかるといいます。
小野田代表氏は、非常に乾燥しているので砂が砂漠状態で、ホウレンソウの葉っぱの上に砂が堆積しちゃっているような状況だと話します。元日に植えたというタマネギも、水不足の影響で根が張っていないため、簡単に抜けてしまいます。タマネギは乾燥に弱く、このままでは大きく育たない可能性があるといいます。
小野田代表氏は、水をかけるにしても節水という状況で非常に苦慮しています、1週間に1回くらいは雨が欲しいですねと訴えています。水不足は東三河の農業に深刻な打撃を与えており、農家の苦悩が続いています。
入浴施設も臨時休業、営業再開のめどは立たず
蒲郡市の入浴施設ユトリーナ蒲郡では、節水強化に伴い、2026年1月29日から臨時休館が続いています。浴槽などの水は抜かれ、ろ過する機器などのスイッチも全て切られていました。普段は平日でもおよそ150人が利用しているといいますが、年明けから水不足が表面化しました。
館内に節水を呼び掛ける掲示をするなどして営業を続けてきましたが、一向に雨が降らず、休業を余儀なくされました。細川美月施設長氏は、お風呂は生活の一部になっているお客さまが多いので、困ったなどうしようかなという声はすごく多く聞かれましたと話します。
蒲郡市では他にも、老人福祉センター寿楽荘で、2026年2月9日から入浴施設の利用が中止されます。高齢者の健康づくりなどのために作られた施設ですが、運動の後だけでなく、お風呂を楽しむために訪れる人も多いといいます。
利用者らは、みんなが使う水だしやっぱりそれは仕方ない、早く入梅時で大雨が降ってくれないとそれまでお休みじゃないかなと話しています。徐々に広がりつつある水不足の影響ですが、解消のめどはまだ立っていません。