2025-06-18 コメント投稿する ▼
蓮舫氏「小泉進次郎の破壊力にだまされないで」 コメ価格高騰は国の失策と厳しく批判
蓮舫氏「小泉進次郎農水相の“破壊力”にだまされないで」 コメ高騰は国の失政と批判
元参院議員で立憲民主党の蓮舫氏が18日、西武新宿線・小平駅前で東京都議選の応援演説に立ち、農水省のコメ政策を強く批判した。演説では、コメ価格高騰の背景にある「国の失策」を指摘し、小泉進次郎農相の“破壊力”に注意を呼びかけた。
「小泉進次郎大臣はすごい破壊力を持った人。お父さん(=小泉純一郎元首相)そっくり。だまされないでほしい」
と述べた上で、昨年の減反政策と農水省の「豊作予測」が誤っていたことが、今年のコメ価格高騰を招いたと指摘。
「昨年、農水省は『豊作』と誤認し減反を促した。実際には不作だった。需要と供給がずれれば、価格が上がるのは当然。これは国の政策ミスだ」
と強調。市民が日々の食費負担に悩まされている現状を、「政治の失敗による生活圧迫」と断じた。
都政から「賃上げ」で暮らし支援を
さらに蓮舫氏は、物価高対策として“賃上げ”の重要性を説いた。
「物価高に唯一勝てる方法は、賃金が上がること。東京から賃上げの流れを作る政治をやらせてください」
と訴え、都政から暮らしに光を当てる取り組みを進めるべきだと語った。演説では、立憲民主党前職候補への支援を呼びかけるとともに、「都民の生活に直結する経済政策を現実的にやっていく覚悟があるかを、今こそ問う時だ」と強調した。
「敗戦からの再始動」 蓮舫氏の現場感
昨年7月の都知事選で小池百合子氏らに敗れ、さらに同年10月の衆院選でも議席を得られなかった蓮舫氏は現在、民間の立場で各地を遊説している。
政治活動の現場感を保ちながらも、
「私はもう一度、都政とは何か、暮らしの政治とは何かを見つめ直している」
と語り、敗戦を糧にした現場主義の姿勢で、各候補の応援に奔走している。