2025-04-23 コメント投稿する ▼
知人になりすまし「給料安い」年賀状送付 蓮舫氏事務所脅迫の男、私印偽造で追送検
知人になりすまし年賀状送付、無職の男を書類送検
警視庁捜査1課は、知人男性になりすましてその勤務先の社長に「給料が安い」などと記載した年賀状を送付したとして、私印偽造・同使用の疑いで仙台市泉区西中山に住む無職の大浦康宏被告(52)を書類送検した。大浦被告は、強要未遂罪などで既に起訴されており、今回の件もその捜査過程で発覚した。
蓮舫氏事務所や秋葉元復興相への脅迫行為
大浦被告は、前参議院議員の蓮舫氏の事務所に金銭を要求する手紙を送付したり、秋葉賢也元復興相にカッターナイフの刃を同封した文書を送ったりするなど、複数の脅迫行為を行っていた。これらの行為により、既に逮捕・起訴されている。今回の年賀状送付事件は、これらの捜査の過程で新たに明らかになったものである。
年賀状を利用した嫌がらせの手口
大浦被告は、令和6年12月下旬から令和7年1月上旬にかけて、知人男性およびその長男の名前を騙り、それぞれの勤務先の社長に対して「仕事がきつい」「ボーナスを上げてほしい」などと記載した年賀状を送付した。これにより、知人男性らは職場での信用を損なう可能性があり、精神的な苦痛を受けた。被害者からの申告により、警視庁が捜査を進め、今回の書類送検に至った。
- 大浦康宏被告(52)は、知人男性になりすまし、その勤務先の社長に「給料が安い」などと記載した年賀状を送付した疑いで書類送検された。
- 被告は、蓮舫氏の事務所に金銭を要求する手紙を送付し、秋葉元復興相にカッターナイフの刃を同封した文書を送るなど、複数の脅迫行為を行っていた。
- 年賀状を利用した嫌がらせにより、被害者は職場での信用を損なう可能性があり、精神的な苦痛を受けた。
- 被害者からの申告により、警視庁が捜査を進め、今回の書類送検に至った。
この事件は、個人情報の悪用やなりすましによる嫌がらせが、被害者の社会的信用や精神的安定を脅かす深刻な問題であることを示している。警察は、引き続きこのような犯罪行為に対して厳正に対処していく方針だ。