2025-03-05 コメント: 3件 ▼
宮城知事、土葬墓地設置検討へ SNSでの批判に反論
しかし、この計画に対し、SNS上でイスラム教徒に対する差別的な投稿が散見されることから、知事は「特定の宗教を狙い撃ちしたようなやり取りは非常に問題」と懸念を示した。
さらに、知事は「寄り添う姿勢も必要」と述べ、土葬墓地の整備に意欲を示した。
■土葬文化の歴史的背景
知事は、日本が元々土葬文化であり、キリスト教や皇室もかつて土葬を行っていたことを指摘。
これらの背景を踏まえ、長年日本に住む外国人や改宗した日本人からの土葬希望があることを挙げ、「行政として考えていくべき大きな課題の一つ」と強調した。
■県民からの反対意見と知事の見解
県には2月上旬現在で1200件を超える意見が寄せられ、その大半が土葬墓地に反対する内容だった。
環境汚染を懸念する声もあったが、知事は「国全体がほぼ土葬しているところもある。
そこで環境汚染があるかどうかよく調べた方が良い」と指摘。また、「たくさんの野生動物が自然の中で土に帰っている。
土葬すると環境汚染になるというのはちょっと行き過ぎた議論ではないか」と述べた。
■SNS上の批判に対する知事の姿勢
SNS上で知事への批判が散見されることについて、知事は「色々ネット上でたたかれているが、私は必要なことだと主張し続けたい」と語り、計画推進への意欲を示した。
- 村井知事は県内に土葬可能な墓地設置を検討。
- SNS上での差別的投稿に懸念を表明。
- 日本の土葬文化や歴史的背景を説明。
- 県民からの反対意見や環境汚染懸念に対し、知事は理解を求める。
- SNS上の批判にも計画推進の姿勢を維持。