2025-01-08 コメント投稿する ▼
公明党・山口代表、衆参同日選挙に否定的な見解を示す
公明党の山口那津男元代表は、2025年夏の参議院選挙に合わせて衆議院選挙を実施する「衆参同日選挙」について、否定的な立場を示しました。 山口氏は、衆議院と参議院の任期が異なる点を指摘し、「同日選挙は憲法が想定しているものではない」と述べました。 さらに、「一度に大量の民意を固定する方法は望ましくない」とも語り、同日選挙の実施には慎重な姿勢を貫いています。
この発言は、石破茂首相が2024年12月のテレビ番組で参院選に合わせた衆院解散・総選挙の可能性について言及したことに対するものです。山口氏は、衆参の任期の違いを尊重し、選挙制度の趣旨を守ることの重要性を強調しました。
公明党内では、同日選挙の実施について賛否が分かれています。山口氏の発言は、党内での議論を反映したものであり、今後の選挙戦略に影響を与える可能性があります。同日選挙を実施する場合は、憲法や選挙制度の趣旨を踏まえた慎重な議論が必要です。