2025-08-05 コメント投稿する ▼
石川県で外国語と文化を学ぶ講座開講 中国語・韓国語・ロシア語など5カ国語
石川県、外国語と文化を学ぶ講座で国際理解を促進
石川県は、県内在住または勤務する成人を対象に、中国語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、英語の外国語講座を開催する。単なる語学学習にとどまらず、その国の文化や歴史を学ぶことで国際理解を深めることが目的だ。
主催は公益財団法人・石川県国際交流協会で、講師には各国出身の国際交流員が務める。今回開講されるのは「中国語会話初級」「ロシア語会話初級」「韓国語会話初級」「ポルトガル語会話初級」「英語会話初級」の5講座で、英語の初級講座は今回が初めての試みだという。
文化背景も学べる特徴
協会は「講師はネイティブスピーカー!言葉を学ぶだけでなく、アイルランド、ブラジル、ロシア、韓国、中国の歴史や文化も知ることで、国際理解を一層深められるのが特徴」としており、受講者が語学とともに多様な価値観に触れられるよう工夫されている。
「語学だけでなく文化まで知れるのは魅力的」
「外国語は使わないと忘れるから実践的な場があるのは助かる」
「石川県でロシア語やポルトガル語を学べるのは珍しい」
「受講料が1万円なら通いやすい」
「もっと多くの人が受けられるよう定員を増やしてほしい」
こうした反応からも、学びの場を求める声が少なくないことが分かる。
対象・費用・定員
受講できるのは石川県在住または勤務する成人で、高校生以下は対象外。定員は各講座15名、受講料は1万円となる。少人数制で実践的な会話練習を行いながら、文化や歴史にも触れる内容となる予定だ。
国際交流の地域的広がり
石川県ではこれまでにも国際交流イベントや外国語講座が行われてきたが、近年は外国人労働者や留学生の増加に伴い、地域住民との相互理解の必要性が高まっている。特に韓国語や中国語だけでなく、ポルトガル語やロシア語といった多様な言語を学べる機会は、北陸地方でも限られており、地域の国際化を促す施策として注目される。