2025-03-28 コメント投稿する ▼
能登空港、脱炭素化計画を策定 LED化・太陽光発電導入で温室効果ガス削減目指す
■ 主な取り組み内容
- ターミナルビルのLED化:館内照明をLEDに変更し、省エネルギー化を図る。
- 滑走路灯火のLED化:滑走路や誘導路の灯火をLEDに切り替え、電力消費を削減する。
- 太陽光発電の導入:空港敷地内に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーの利用を促進する。
- 電気自動車(EV)の導入:除雪車などの空港用車両をEVに転換し、CO₂排出量の削減を目指す。
- カーボンニュートラルの実現:2032年度までに空港全体の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする。
■ 背景と経緯
能登空港は、石川県が管理する地方空港であり、地域の交通拠点として重要な役割を果たしている。2021年12月に脱炭素化計画の策定に着手したが、2022年1月の能登半島地震で施設や滑走路が被災し、復旧作業が優先されたため、計画策定が一時中断していた。その後、復旧が完了し、再び脱炭素化に向けた取り組みが本格化した。