2025-02-08 コメント投稿する ▼
奈良県、下水道管緊急点検実施 39か所で空洞の可能性
奈良県、下水道管の緊急点検を実施 空洞の可能性を確認
奈良県は、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、県内の下水道管に対する緊急点検を実施した。点検では、レーダーを使用し地下の空洞の有無を調査した結果、39か所で空洞の可能性が示唆された。
そのうち、大和郡山市の2か所では、空洞が路面近くに位置しており、陥没のリスクが高いと判断されたため、2月7日夜から応急工事が行われた。JR郡山駅近くの場所では実際に空洞は確認されなかったが、馬司町の1か所については立ち入り禁止措置が取られ、詳細な点検が進められる。
奈良県下水道マネジメント課は、「今後も日常点検や定期点検を適切に実施し、安全な下水道施設の運営管理に努める」とコメント。また、県民の生活を守るため、老朽化した下水道設備の維持・更新にも力を入れていく方針を示した。