2025-10-05 コメント投稿する ▼
田母神俊雄氏「公明党を捨てよ」発言 高市早苗政権に迫る連立再編の現実
田母神氏は「高市早苗総裁の誕生に安堵している」と投稿し、強い期待を示しました。 さらに「他の連立が開け、中国べったりの政と決別できるかもしれない」と述べ、長年続く自公連立の見直しを促しました。 田母神氏の投稿の背景には、公明党の斎藤鉄夫代表による発言があります。 斎藤代表は「歴史認識の問題などが障害になる可能性がある」と述べ、高市政権との連立維持について慎重な姿勢を示しました。
田母神俊雄氏、高市早苗総裁誕生に「安堵」 公明党との決別を提言
自由民主党(自民党)の新総裁に高市早苗氏が就任し、政界の構図が大きく動き始めています。元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、自身のSNSで「小泉進次郎総裁であれば日本沈没は続く。高市早苗総裁の誕生に安堵している」と投稿し、強い期待を示しました。
小泉進次郎総裁であれば日本沈没は続く
高市早苗総裁の誕生に安堵している
公明党の斎藤代表は連立を留保するようなことを言っている
靖国参拝なども牽制しているようだ
この際自民党は公明党を捨ててはどうか」
田母神氏はさらに「他の連立が開け、中国べったりの政と決別できるかもしれない」と述べ、長年続く自公連立の見直しを促しました。投稿は短いながらも、政界の緊張関係と保守層の不満を象徴する内容となりました。
公明党の牽制発言に広がる波紋
田母神氏の投稿の背景には、公明党の斎藤鉄夫代表による発言があります。斎藤代表は「歴史認識の問題などが障害になる可能性がある」と述べ、高市政権との連立維持について慎重な姿勢を示しました。
公明党は長年にわたり日中関係の安定を重視し、靖国神社参拝や防衛力強化に慎重な立場を取ってきました。これに対し、自民党内の保守派は「信教の自由の範囲であり、国の尊厳を傷つけるものではない」と反発しています。連立の理念的な不一致が改めて浮き彫りになった形です。
田母神氏の主張ににじむ「保守再結集」
田母神氏は、防衛官僚時代から一貫して「自主防衛」「国益外交」「憲法改正」を主張してきました。今回の発言は単なる感情論ではなく、長期的に続いてきた「ドロ船連立政権」への根本的な問題提起でもあります。
特に「中国べったりの政治」との表現は、公明党の外交姿勢を暗に批判するものです。彼は「日本が再び自立国家としての矜持を取り戻すためには、政治の再構築が必要だ」との信念を明確にしています。
高市政権の試金石:減税と外交再編
高市総裁は総裁選で「給付金ではなく減税を」と訴え、経済再建に強い意欲を示しました。国民負担の軽減を優先し、インフレ抑制と景気刺激を両立させる方針です。
しかし、公明党は所得制限付きの給付金を支持しており、経済政策でも意見の隔たりがあります。連立を続ける限り、減税方針が妥協を強いられる可能性は高く、保守層からは「減税を止めるのは連立だ」との声も上がっています。
「弱者を装った脅迫」に対する社会的警鐘
近年、「弱者を装い、異なる意見を封じる運動が広がっている」との指摘もあります。ネット上では、「最近は弱者を名乗って圧力をかける活動がある」「それを許すのはおかしい」といった意見が多く見られます。
田母神氏の発言は、こうした社会風潮に対する保守的警鐘としても読むことができます。声の大きさや感情ではなく、国益と理性に基づく議論を重んじる姿勢を示したとも言えます。
分岐点に立つ自民党と日本政治
高市早苗新総裁の就任は、単なる政権交代ではなく、戦後政治の「連立依存」から脱するかどうかを問う分岐点です。田母神氏の投稿が示したのは、「誰と組むか」ではなく「何のために政治を行うか」という原点でした。
もし自民党が連立を解消すれば、短期的な混乱は避けられないものの、政治理念の再構築が進む可能性もあります。高市政権の選択は、保守政治の未来を左右する歴史的判断となるでしょう。