2025-07-12 コメント投稿する ▼
「自民党、本当に変だ」立憲・野田佳彦氏が相次ぐ失言を痛烈批判 ひめゆり・コメ・能登発言に「国民の気持ち分かっていない」
野田氏は「5月には京都選出の西田昌司参院議員が、沖縄戦の象徴でもある『ひめゆりの塔』に関する歴史を歪曲するような発言を行った。さらに、江藤拓前農水相は『米を買ったことがない。食品庫に売るほどある』と述べ、農業の実情を無視するかのような発言をした」と指摘。
さらに、「直近では、鶴保庸介参院予算委員長が『運のいいことに能登で地震があった』と発言し、多くの被災者を傷つけた。ようやく辞任することになったが、遅すぎる判断だ」と語った。
こうした一連の言動に共通するのは、「過去の戦争や、今の農政の混乱、災害被災地の苦しみなど、国民の痛みに対する想像力の欠如だ」と厳しく非難。
国民の気持ちに寄り添わない自民党の政治に、決別しようではありませんか
と、聴衆に訴えかけた。
背景にある「失言ドミノ
自民党では、今年に入ってから閣僚・幹部級による失言が相次いでおり、野党や被災地の地方議会などから批判の声が高まっている。
* 5月:西田昌司議員が「ひめゆりの塔」に関して不適切な発言
* 6月:江藤拓前農水相が「コメを買ったことがない」と発言し、物議
* 7月:鶴保庸介参院予算委員長が「運のいいことに能登で地震があった」と述べ、後に辞任を表明
これらの発言は、戦争の記憶、食と農業、そして災害といった国民生活に直結するテーマでありながら、無神経と受け止められかねない言葉として波紋を広げた。
「自民党の政権疲れか」有権者の目も厳しく
野田氏の演説を受け、SNS上では「一連の失言は本当にひどい」「自民党には緊張感がなくなっているのでは」など、有権者からの厳しい反応が相次いでいる。
参院選終盤に差し掛かる中、自民党の“言葉の軽さ”がどこまで影響を及ぼすのか。各党が最後の訴えに力を入れる中、政治家の一言ひとことに注目が集まっている。