2025-03-08 コメント投稿する ▼
【立民内で不満広がる】野田代表の「戦闘モード」不発、予算案修正に成果薄
■主要な指摘点
- 修正案の内容と審議戦術:
立民は総額約3兆8000億円の修正案を提示し、「高額療養費制度」の患者負担上限額引き上げの見直しを求めた。しかし、野田氏が「戦闘モード」に入ると宣言したにもかかわらず、審議終盤での成果は限定的であった。
- 他野党との比較:
日本維新の会や国民民主党はそれぞれ高校授業料無償化や「年収103万円の壁」見直しで一定の成果を上げる中、立民は主張が明確でなく、審議での存在感が薄かったとの指摘がある。
- 党内の不満と参院選への影響:
党内からは「このままでは参院選が戦えない」との声が上がっており、今後の選挙戦に向けた戦略の見直しが求められている。
■背景と展望
立憲民主党と国民民主党の間で、野党第1党の座を巡る攻防が続いている。特に、都市部での議席獲得を目指す両党の競争が激化しており、今夏の参院選が注目される。
また、有権者の世代交代に伴い、戦争体験に基づく反戦意識や、経済政策への関心が高まる中、野党の政策提案や戦略が今後の政治情勢に大きな影響を与えると予想される。