2025-02-23 コメント投稿する ▼
【鹿児島】野田代表、女性・学生集会で基調講演後、農家を視察
■女性・学生集会での基調講演と意見交換
鹿児島市内のカクイックス県民交流センターで開催された「女性・学生お話会 野田佳彦さんとお話しよう」に出席した野田代表は、川内博史衆院議員、村田享子参院議員とともに基調講演とパネルディスカッションを行った。
- 不登校対策の事例紹介:
岐阜市での不登校特例法の実施例を紹介し、生徒一人ひとりに適切な教師を担当させることで、高校進学率が100%となった事例を挙げ、「鹿児島でも取り入れてほしい」と述べた。
- 災害時の社会的弱者への配慮:
避難所でのトイレの洋式化や女性専用の着替え場所の設置など、災害時の社会的弱者への配慮の重要性を強調した。
- 政権交代に向けたビジョン:
「お金の使い方を変える」と述べ、民主党政権時に導入した農業者戸別所得補償や高校授業料無償化などの政策を例に挙げ、政権交代による政策の改善を訴えた。
■農家視察と意見交換
伊佐市では、水稲農家の農業法人ファームKを経営する亀割浩介さんと和牛子牛生産農家の瀬戸口和雄さんを訪問し、意見交換を行った。
- 亀割さんの要望:
法人化に伴う社会保険料負担やインボイス制度の廃止を求め、地域農家の支援と制度の充実を訴えた。
- 瀬戸口さんの要望:
飼料高騰対策の継続や使い勝手の良い補助事業の実施、クラスター事業の公平な配分を求めた。
■視察後のコメント
視察を終えた野田代表は、コメ農家からの政府備蓄米放出に対する懸念や、畜産農家からの飼料高騰への対応を受け、政府としての対策の必要性を強調した。
今回の訪問は、夏の参議院選挙に向けた支援を呼びかける一環として行われ、野田代表は「弱い立場の目線で政治を見直す」と述べ、党への協力を求めた。