2025-09-05 コメント投稿する ▼
野田佳彦代表「大義ない」発言に批判 野党第一党の責任放棄は有権者裏切り
野田佳彦代表「大義ない」発言に波紋 立憲民主党の姿勢が問われる
石破茂首相(自民党総裁)が「石破降ろし」への対抗策として衆院解散・総選挙を示唆したことに関し、立憲民主党の野田佳彦代表は5日の会見で「政治空白をつくっていいのか。大義がなく、個利個略との批判を浴びる」と強く牽制した。だが、こうした発言の裏側には、野党第一党として「政権を取る覚悟」が見えないという批判も高まっている。
野田氏は11日の両院議員総会で役員人事を示す考えを示したものの、政権獲得に向けた具体的戦略には言及しなかった。衆院解散の可能性が浮上する中で、野党第一党の代表が「解散は大義がない」とだけ繰り返す姿勢は、国民から「本気で政権交代を狙っていないのではないか」との失望を招いている。
「大義がないと言う前に、野党第一党として政権を取る覚悟を示すべきだ」
「有権者の期待を裏切っているとしか思えない」
「批判ばかりで、政権構想がまったく聞こえてこない」
「国民民主や参政が前向きなのに、立民は腰が引けすぎ」
「これでは泥舟政権を利するだけだ」
立民の現状と参院選停滞
立憲民主党は7月の参院選で自民党の失速に乗じると見られたが、獲得議席は改選前と同じ22にとどまった。比例得票数は740万票で、前回参院選からは増加したものの、昨年衆院選からは417万票減と支持基盤の拡大にはつながっていない。党幹部からは「左派政党の衰退は世界的傾向だ」との声が漏れ、焦りが募る。
それでもなお、野田氏は「大義がない」という言葉に終始し、政権交代への具体的な準備姿勢を示していない。この点が「野党第一党としての責任放棄だ」と厳しく指摘されている。
国民民主・参政の前のめり姿勢との対比
参院選で勢いを得た国民民主党や参政党は、次期衆院選を見据えて積極的に準備を進めている。国民民主の玉木雄一郎代表は「速やかに準備を進めたい」と語り、内閣不信任案を単独提出できる51議席超を目標に据える。参政党の神谷宗幣代表も「衆院解散はあり得る」として候補者擁立を急ぎ、40議席以上を目指している。
こうした前向きな姿勢と対照的に、立憲民主党の野田氏は「解散に大義がない」と言うだけで、選挙をチャンスと捉える気概が見えない。結果的に、与党批判に終始するだけの姿勢は「国民の選択肢になり得ない」との厳しい評価を招いている。
野党第一党の責任と有権者の期待
有権者が望んでいるのは、政権交代可能な現実的な選択肢である。ところが立民は「泥舟政権」批判をする立場にありながら、いざ政権獲得の可能性が近づくと腰が引けてしまう。これでは国民の信頼を得られず、失望感を広げるだけだ。
野田氏の「大義がない」という発言は、与党への批判にはなっても、国民に対して「われわれが政権を担う」というメッセージにはならない。野党第一党としての責務を果たすためには、即座に政権交代を見据えた政策とビジョンを示すべきである。
野田佳彦代表の姿勢に批判集中 野党第一党としての責任放棄は有権者への裏切り
石破首相の解散示唆を受け、立憲民主党の野田佳彦代表は「大義がない」と繰り返すが、そこに政権交代への意欲は見えない。国民民主や参政が前向きに選挙準備を進める中、野党第一党が後ろ向きな姿勢を続ければ、有権者の期待を裏切り、結果として泥舟政権を延命させるだけだ。