2025-02-19 コメント投稿する ▼
夫婦別姓、時代が求める!辻元清美が自民党内政局に警鐘
選択的夫婦別姓、時代の声に応えるべき
今国会で注目を集めている選択的夫婦別姓制度の導入問題。自民党内では保守派が反発しており、議論が続いている中、立憲民主党の辻元清美代表代行(64)は「今の時代が求めている」と強調し、選択的夫婦別姓を党内政局の道具にしないよう警告した。
辻元清美と選択的夫婦別姓
辻元氏が初めて国会に登場したのは1996年で、その頃から選択的夫婦別姓は議論されていた。
彼女が所属していた社民党は、当時の連立政権の中でこの制度を強く推し進めていた。社民党の土井たか子党首や新党さきがけの堂本暁子議員は賛成の立場を取っており、当時の自民党総裁である橋本龍太郎氏は孤立していたという。
過去の政治的壁と実現しなかった理由
辻元氏は、2009年の民主党政権時代にも選択的夫婦別姓の実現に向けて動いていたが、連立を組んでいた国民新党の亀井静香代表が強く反対し、実現には至らなかったと振り返る。
亀井氏は「連立を離脱する」とまで言って反発しており、そのため結局、政権内で進めることができなかったという。
時代の変化と社会の声
しかし、時代は大きく変わった。特に女性の社会進出が進む中で、「姓を選べるようにしてほしい」という声が広がり、若い世代を中心に支持が高まった。
また、男性側の意識も少しずつ変わり、選択的夫婦別姓に賛成する人が増えてきたことが、制度導入への後押しとなっている。
自民党内での懸念と辻元氏の警鐘
自民党が衆院で少数与党となり、選択的夫婦別姓制度の導入に一歩近づいたと感じている辻元氏。
しかし、彼女は自民党内での党内政局に懸念を抱いている。
石破茂氏は過去に推進派だったものの、党内でのバランスを取るために反対派と結びつく可能性もあると指摘。
選択的夫婦別姓の問題が、単なる党内の政治的駆け引きに利用されることを懸念しているのだ。