2025-05-13 コメント投稿する ▼
群馬県「からっかぜパーク」に550万円投入 多文化共生イベントで日本人と外国人の交流促進
群馬県、外国人と日本人の共生を目指し「からっかぜパーク」に550万円投入
群馬県は、日本人と外国人が互いの文化を尊重し合い、新たな価値を共に生み出す「多文化共生・共創社会」の実現を目指し、2025年10月25日に開催されるイベント「からっかぜパーク」に550万円の予算を投入することを決定した。県内外から3,000人の来場を見込んでいる。
このイベントは、県庁前広場と県民ホールで行われ、音楽やダンスのステージ、各国の料理を楽しめる屋台、多文化体験ブースなどが予定されている。参加者は日本人も外国人も自由に参加でき、多様な文化を直接体験し、交流を深めることが目的だ。
多文化共生を目指す背景
群馬県には2024年末時点で119カ国から約8万人の外国人が居住しており、過去最高を記録している。県はこの多様性を地域の強みと捉え、多文化共生を推進する方針を掲げている。
県は今回のイベントを通じて、日本人と外国人が文化的な違いを理解し合い、協力して地域社会をより豊かにすることを目指す。さらに、実行委員会には様々な国籍や世代のメンバーが参加し、企画段階から意見を反映。事業者も公募し、幅広い視点でイベントを企画することとしている。
予算と実施の詳細
このイベントには550万円の予算が計上され、来場者3,000人を目標にしている。イベント名称は「からっかぜパーク~見せよう!食べよう!楽しもう!~」で、群馬県庁の県民広場と県民ホールを会場とする。実施にあたっては、各国の音楽や伝統文化を体験できるプログラムが予定されており、来場者には多様な文化の魅力に触れてもらうことが期待されている。
ネット上の賛否の声
このイベントへの公金投入に対し、SNSでは賛否の声が飛び交っている。
「多文化共生の取り組みは素晴らしい。異文化を知ることは子どもたちにとって貴重な経験になる」
「税金をこうしたイベントに使うのは疑問。もっと優先すべき支援があるのでは?」
「外国人との交流を増やすことで、地域の活性化にもつながるはず」
「550万円は高すぎる気がする。もう少し費用を抑えられないのか?」
「多文化共生はこれからの社会に必要。日本人も外国人も理解し合う場が増えるのは良いことだ」
一方、群馬県は「多文化共生は『日本文化を否定』するものではない」と強調し、日本人と外国人が互いを理解し合うことの重要性を訴えている。