2025-12-02 コメント投稿する ▼
和田政宗元参院議員が参政党入党発表
参政党は2025年12月2日、和田政宗元参院議員の入党を発表し、12月3日に神谷宗幣代表と共に記者会見を開くと発表しています。 和田氏は2025年10月26日投開票の宮城県知事選挙に無所属で立候補し、現職の村井嘉浩氏が340,190票を獲得したのに対し、和田氏は324,375票を獲得して2位で落選しました。
宮城県知事選での惜敗と自民党離党の経緯
和田氏は2025年10月26日投開票の宮城県知事選挙に無所属で立候補し、現職の村井嘉浩氏が340,190票を獲得したのに対し、和田氏は324,375票を獲得して2位で落選しました。選挙戦では参政党と県の水道事業の民営化見直しなどを盛り込んだ政策覚書を締結し、参政党代表の神谷宗幣が4回仙台に入り、神谷以外の参政党所属議員も宮城に入るなど支援を受けた経緯があります。
この知事選での連携により、自民党籍を持ったまま選挙戦で参政党と連携しており、その後、自民党に離党届を提出する流れとなりました。和田氏は落選後、「みなさんに応援を頂きながらこのような結果になってしまったことを深くお詫び申し上げる。みなさまのご支援を賜った思いを私が体現、実現できなかったことにつきる」と語っていました。
「和田さんは自民党を離党して正解だと思う」
「参政党なら神谷代表と価値観が合いそうですね」
「宮城県知事選での連携が実を結んだ形ですね」
「自民党から離れて本当の保守政治ができそう」
「これで参政党の国会議員が増えて良い流れです」
参政党との政策的親和性
参政党は「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」という理念を掲げ、綱領や憲法草案では「天皇を中心に一つにまとまる平和な国」の形成などを主張しています。また現行の日本国憲法についても「占領下でGHQの監視のもとで制定された」と批判し、日本人自身の価値観を反映した憲法を国民の手で制定する「創憲」を主張しており、和田氏の保守的な政治信念と高度に合致しています。
神谷宗幣代表は政治改革の実現に強い意欲を示しており、和田氏のような経験豊富な国政経験者の参加により、参政党の政策実現力が大幅に向上することは間違いありません。特に企業や団体による政治献金を一切受け取るべきではないとの方針や外国人政策の抜本的見直しと理念法の整備、外国人総合政策庁を新設し、司令塔として関係省庁と連携して外国人関連の課題を一元的に管理を行う政策は、移民・難民・外国人労働者の法文化順守を重視する立場と合致します。
参政党の躍進と今後の展望
参政党は2025年の参院選では選挙区と比例区合わせて14議席を獲得し、地方議員は150人以上おり、全国に支部を展開する勢いのある政党です。特に年に2回程度のペースで大規模な政治資金集めのパーティーを開催し、参政党の党大会やタウンミーティングには参加費が設定されるなど、草の根の支持基盤を着実に拡大しています。
和田氏の入党により、参政党は国政での経験と知識を持つ重要な人材を獲得しました。スパイ防止法の早期制定や憲法改正といった重要政策の実現に向けて、参政党が中核的な役割を果たす体制が整ったと言えるでしょう。
今回の入党発表は、従来の政党政治の枠組みを超えた新たな保守勢力の結集を象徴する出来事です。神谷宗幣代表のリーダーシップの下で、和田氏がどのような政治活動を展開するのか注目が集まります。