2025-02-08 コメント投稿する ▼
【千葉県知事選】熊谷知事が選挙への思いを表明 「2馬力」選挙運動に冷静な対応呼びかけ
さらに、「各自がビジョンや政策を示し、有権者が千葉について知り、考える機会となる有意義な選挙となることを願います」と記した。
また、「私は粛々と、これまで県民の後押し、議会の理解、職員の奮闘によって、各分野でどのような成果や取組があったのか、今後、各分野の課題に対してどのような政策を考えているかを示し、県民の声をうかがっていくつもりです」と述べ、「報道機関やSNSユーザーの皆さんは、特殊な動きに対して反応する、その反応自体が、思惑に乗っていないか、慎重に判断頂ければ幸いです」とも記した。
虚偽情報の流布などが確認された場合、「必要に応じて法的措置を取ることもありますので、あらかじめご了承下さい」とも投稿した。
この投稿は、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が7日の記者会見で、千葉県知事選への立候補を表明し、熊谷氏の再選を目的とする「2馬力」の選挙運動を展開する意向を示したことを受けたものとみられる。立花氏は昨年11月の兵庫県知事選でも、失職した斎藤元彦氏を応援するために出馬し、問題化した。今回の千葉県知事選でも、自身への投票を求めず、熊谷氏の演説の前後に同じ場所で応援演説を実施するとしている。
「2馬力」選挙運動については、法改正による規制を求める声が上がっている。石破茂首相は4日の衆院予算委員会で、「どう考えてもおかしいと思っている」と述べ、「各党の合意を得て、法改正をはじめとして誰もが納得する選挙運動のやり方を確立するのは喫緊の課題だ」として、新たな法規制などを検討する考えを示した。
熊谷知事は、立花氏には直接触れていないものの、選挙の本来のあり方を強調し、冷静な対応を呼びかけている。今後、千葉県知事選がどのような展開を見せるのか、注目が集まっている。
要点は以下の通り。
・熊谷俊人知事、X(旧ツイッター)で選挙に対する思いを表明
・「2馬力」選挙運動を展開する立花孝志氏、千葉県知事選に立候補表明
・石破茂首相、「2馬力」選挙運動の法規制を検討する考えを示す
・熊谷知事、選挙の本来のあり方を強調し、冷静な対応を呼びかけ