2025-01-27 コメント投稿する ▼
自民党千葉県連、熊谷知事再選へ支持組織発足も一部県議が不参加
■支持組織の発足と選挙対策本部の設置
発足した「熊谷知事を支持する自民党県議の会」は、会長に阿部紘一県連幹事長を選任し、選挙対策本部長には浜田穂積県議が就任しました。会合には熊谷知事も出席し、支持組織の発足に感謝の意を表しました。阿部氏は記者会見で、政治とカネの問題への逆風を強く意識し、熊谷知事との「ウィン・ウィン」の関係を強調しました。また、今後の選挙戦において、知事と自民党が協力し合う重要性を訴えました。
■参加を見送った県議の存在とその背景
自民党県議全49人のうち、42人が支持組織に参加しましたが、7人が参加を見送りました。このうち、河上茂前幹事長ら5人は事前に欠席を伝えており、関政幸県議ら2人は参加・不参加の返事がなかったと報じられています。阿部氏は、前回知事選で自民党推薦候補が敗北したことが影響していると認めつつ、それぞれの考え方を尊重し、強制はしないと述べました。また、知事選後も協力の門戸を開いていると語り、結束を呼びかけました。
■熊谷俊人知事の経歴と再選への意欲
熊谷俊人氏は1978年2月18日生まれの政治家で、無所属で千葉県知事を務めています。前職は千葉市長(3期)で、千葉市議会議員も務めました。奈良県天理市で生まれ、千葉県浦安市と兵庫県神戸市で育ちました。中学生時代から政治に興味を持ち、歴史小説の読書を通じて知識を深めました。前回の知事選では、自民党推薦の元県議らを破り初当選を果たしました。
■前回知事選の結果と自民党の対応
前回の知事選では、自民党推薦候補が敗北し、党内での反省と再建が求められました。そのため、今回の知事選では、党内の結束と協力が重要な課題となっています。自民党千葉県連は、熊谷知事を支持することで、党の信頼回復と選挙戦の勝利を目指しています。