2025-05-03 コメント投稿する ▼
「ひめゆりの塔は歴史を書き換え」自民・西田昌司議員が発言、沖縄で波紋
西田昌司議員の発言が沖縄で波紋
自民党の西田昌司参院議員が3日、那覇市で行われたシンポジウムで「ひめゆりの塔」の歴史について「書き換えが行われている」と発言し、波紋を呼んでいる。党沖縄県連への取材でこの発言が確認された。
ひめゆりの塔とは
ひめゆりの塔は、沖縄戦で動員された女子学生や教員を慰霊するために建立された記念碑。沖縄本島南部に位置し、1945年の沖縄戦ではひめゆり学徒隊として多くの学生が戦争に巻き込まれ、命を落とした。
西田議員の問題発言
西田議員はシンポジウムで「一部の勢力が自分たちの都合で歴史を歪めている」と指摘し、「本来の事実を正しく次世代に伝えるべきだ」と強調した。
沖縄県内で賛否分かれる
この発言を受け、沖縄県内では賛否が分かれている。「歴史は事実に基づくべき」と支持する声がある一方、「ひめゆりの塔は犠牲者を慰霊する場であり、政治的主張の場所ではない」と批判も噴出している。