2025-07-14 コメント投稿する ▼
【青山繁晴氏が「自公30台」と危機感】首相が回るたび票が減る?与党内からも“増税国家”への不信爆発
「与党は30台」青山繁晴氏が警鐘 首相・閣僚が回るたび票が減る現実
「増税だけで減税なしは国家に非ず」自民党内からも“与党不信”の声
青山氏が描く“保守再生”のシナリオと、政権交代より深刻な現実
参院選大敗で秋の衆院解散も?「悪あがきの段階」と断言
自民党参院議員の青山繁晴氏が7月14日、有楽町での街頭演説で参院選における与党の苦戦を「自公で30台」と厳しく予測し、党内外に衝撃が走っている。石破茂首相(自民党総裁)が掲げる“非改選含め過半数維持”には50議席が必要とされるが、それを大きく下回る見通しで、青山氏は「悪あがきの段階だ」と言い切った。
与党の現職議員を支援する立場にありながらも、青山氏は「現場の感覚として、日ごとに自民党の票は減っている」と警鐘を鳴らす。その原因に、政権の政策運営への国民の“静かな怒り”があると分析する。
「首相と閣僚が来るたび票が減る」支持率下落の象徴的言葉
青山氏の発言の中でも特に注目されたのは、「首相と閣僚が回るたびに票が減っている」という言葉だ。聴衆がいない演説現場もあったとし、「これはただ無関心なのではなく、明確な抗議の意思表示」と断言。特に「増税だけして、減税が一切ない国など、もはや国家ではない」と述べ、与党内からの強烈な批判を繰り広げた。
「この一言にすべて詰まってる。“回るたびに減る”ってもう末期」
「減税なしで票を取れる時代は終わったんだよ」
「抗議してるのは無党派層じゃない。元支持層だよ」
「政権のやり方にNOを突きつけるのは保守派も同じ」
「裏金と増税と放置の連続。むしろ30台でも多すぎるくらい」
これらの反応が示すように、いま政権に突きつけられているのは「反野党」でも「一時的な失策」でもなく、“信頼そのものの崩壊”という問題だ。
政権交代より深刻な「与党内分裂」 青山氏の主張する再生とは
青山氏は演説で、「自由民主党の中で本当の改革派を増やす以外、道は残されていない」と述べ、与党内における保守派・改革派の台頭を促した。
支持者から「現職に投票すると、今の政権を認めることになるのでは?」という疑念が寄せられたことを紹介し、「もうそんな段階ではない」と断じた。つまり、“与党内の政権刷新”を見据えた再編の必要性を説いている。
参院選の敗北によって「秋の衆院解散・総選挙は高い確率で起きる」との見通しも語り、党内の保守系議員が今後の主導権を握るべきとの認識を明確にした。
「悩んでいるときは終わった」国民の覚悟も問われる局面へ
青山氏は演説の最後で、「悩んでいるときは終わった」と強い口調で訴えた。迷うより、立ち上がれ――そう語る姿勢の背後には、単なる選挙の勝敗ではなく、国家の屋台骨を再構築しなければならないという危機感がにじむ。
特に減税なき経済政策、企業献金や裏金問題、信頼なき外交、インボイス制度による中小事業者への負担――これら一つ一つが、国民の“我慢の限界”を超えさせている。
もはや与党の看板だけでは勝てない時代。必要なのは、政党再編でもなく、政権交代でもなく、「政治そのものの原点回帰」なのかもしれない。