2025-09-25 コメント投稿する ▼
青山繁晴参議院議員、総裁選で高市早苗氏支持を決定 ― 靖国参拝重視の戦略か
青山氏は過去3年にわたり、国会議員別の党員獲得数で上位に立ってきた実績を背景に、近日中に支持表明を動画公表する予定としている。 実際、党内の複数報道で青山氏が議員別党員獲得数で上位に位置しているとの言及がなされている。 青山氏が高市氏支持の根拠として挙げた「靖国参拝の可能性」は、保守政治の象徴性・信念表明に直結するテーマとして注目される。
青山繁晴氏、高市早苗氏支持の表明
自民党参議院議員の青山繁晴氏は、10月4日の総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相を支持する意思を固めた。青山氏は過去3年にわたり、国会議員別の党員獲得数で上位に立ってきた実績を背景に、近日中に支持表明を動画公表する予定としている。
青山氏自身は、討論会・街頭演説といった候補者活動を一通り見届けた後に判断したという。彼が支持先を選ぶ際に重視したポイントとして、首相在任中の靖国神社参拝の可能性が高市氏において最も高いとの見方があったとされる。
党員獲得力と勢力構築の意味
青山氏は党内で「党員獲得力」を武器にしてきた。自身の事務所を通じて党員を募る動員力が、保守層や基盤支持者との結びつきを強めてきた。実際、党内の複数報道で青山氏が議員別党員獲得数で上位に位置しているとの言及がなされている。
そのような動員力を持つ議員の支持は、候補者にとって資源になる。票だけでなく、支持基盤の掘り起こし・草の根運動展開にも結びつきうるからだ。
靖国神社参拝の象徴性と戦術判断
青山氏が高市氏支持の根拠として挙げた「靖国参拝の可能性」は、保守政治の象徴性・信念表明に直結するテーマとして注目される。靖国参拝の是非は右派・保守層にとって強いイデオロギー要件であり、支持を決める際の指標になりうる。
ただし、参拝を明言しない候補間との差別化か、あるいは参拝を巡る外交摩擦リスクをどう見極めているかも判断材料になる。青山氏の選択は、保守系議員・支持者に対する信号を含むものと見るべきだ。
今後の展開と影響
青山氏が支持を公表することで、高市氏陣営には“保守票の取り込みの証明”が加わる可能性がある。特に党員票・地方票を狙う選挙戦略上、有利な材料になり得る。
ただし、他候補陣営がどのような支持議員を固めるか、そして各都道府県連・地方議員の動きがどう連動するかが総裁選の鍵になる。青山氏の支持表明が他の有力保守派議員に波及するかどうか、注目される。
最終的には、選挙運動における象徴的発言(靖国参拝等)と実務政策訴求とのバランスをどこで取るかが、有権者・党員からの評価を左右するだろう。