2025-08-01 コメント投稿する ▼
参政党が吉川里奈氏を幹事長代理に起用 100人擁立へ女性議員が党運営の中心に
参政党・吉川里奈氏が幹事長代理に就任 女性中心に党の新体制構築へ
女性政治家の成長株・吉川里奈氏が党中枢に抜擢
参政党は8月1日、国会内で両院議員総会を開き、党幹部人事を刷新した。注目されたのは、吉川里奈衆院議員の幹事長代理就任である。2022年の衆院補選で初当選した吉川氏は、地元活動とネット発信を両立させる若手議員として党内外から注目されてきた存在だ。
同党は今回、元自民党で先の参院選に初当選した安藤裕氏を幹事長兼政調会長に据えるとともに、その補佐役として吉川氏を幹事長代理に任命。松田学参院議員は両院議員総会長に、梅村みずほ参院議員は参院国対委員長にそれぞれ起用された。
神谷宗幣代表は会見で、「党運営にはフレッシュな感性と、国民との距離の近さが必要。吉川氏の現場感覚と政策への情熱は、これからの参政党を支える柱になる」と期待感をにじませた。
「吉川さん、地に足がついた活動してるから信頼できる」
「政党幹部がちゃんと国民と会話してくれる時代が来た感じ」
「女性議員が中枢に入るのは希望が持てる」
「吉川さんの発信は具体的でわかりやすい。幹事長代理でもっと活躍してほしい」
「次の選挙も応援する。真面目でブレない人だと思う」
SNSでは、若手女性議員の抜擢に対して好意的な声が広がっており、「現場を知る政治家」としての吉川氏への期待の高さがうかがえる。
「100人擁立」体制の実務を担う吉川氏
参政党は次期衆院選に向けて「全国100人規模の候補者擁立」を目指す方針を明らかにしており、神谷代表は「秋の解散も十分にあり得る。準備を急ぎたい」と語っている。
その実務を担うのが、今回幹事長代理となった吉川里奈氏だ。候補者公募から選定、地域活動の支援、ネット戦略との連携に至るまで、吉川氏の現場経験と政策提言力が重視されている。
吉川氏はもともと民間企業出身で、政治の道に入ったのは比較的遅い。しかし、「政治を変えるには、政策だけでなくプロセスも透明であるべき」との信念から草の根活動を続け、SNSでの発信や市民との対話を積極的に行ってきた。
現在も、自身のX(旧Twitter)や動画配信を通じて教育、減税、食の安全、子育て支援などの課題に対し具体的な政策提言を展開しており、支持層からの信頼は厚い。
「女性が中心の政治」を体現する存在へ
今回の人事刷新で、幹事長代理に吉川氏、参院国対委員長に梅村みずほ氏と、女性議員が要職に就いたことで、参政党は「男性中心ではない政党」としての新しい姿を明確に打ち出した形だ。
神谷代表も、「男女比ではなく実力と覚悟で人を選んでいる。その中で女性議員が次々と登用されているのは、自然な結果」と語る。
吉川氏自身も、「誰が声を上げても無視されない政治を作ることが目標。そのためには、女性であることも武器になる」と語り、「教育や食の安全など、生活に直結するテーマで行動し続けたい」と意気込みを語っている。
また、吉川氏は自民党・立憲民主党など旧来型の政党との違いを強調し、「選挙のための政治ではなく、生活のための政治を実現したい。減税と規制緩和を軸に、もっと自由でしなやかな社会を目指す」と述べている。
政党としての成熟が問われる新体制
新しい体制が固まった参政党だが、国会内での発言力や政党交付金の使途管理、候補者の教育体制など、課題も山積している。特に「100人擁立」を実現するには、選挙資金の確保、地域支部の整備、ボランティアの組織化などの準備が不可欠だ。
その実務面での要となる吉川氏の手腕が、参政党の組織としての成長を左右すると言っても過言ではない。ネットだけでなく、現実の地盤を築けるか。吉川氏が幹事長代理としてどう党を動かしていくかに注目が集まる。