2025-08-12 コメント投稿する ▼
吉田宣弘衆院議員が熊本豪雨被災地を視察 事業継続と生活再建へ全力支援を表明
記録的大雨の熊本を視察 吉田宣弘氏が被災者の声を直接聴取
九州北部を襲った記録的大雨で深刻な被害を受けた熊本県内に、公明党の吉田宣弘衆院議員が12日、急行した。吉田氏は県議や市議らと共に被災地を回り、浸水や事業への打撃に直面する住民・事業者から直接状況を聴き、必要な支援策について意見を交わした。
玉名市では12時間雨量が404.5ミリ、八代市では385.5ミリを記録し、いずれも観測史上最多となった今回の豪雨。住宅や事業所が次々と浸水し、経済活動や生活基盤に甚大な影響を与えている。
事業継続の危機を訴える声
吉田氏が訪れた熊本市内の住宅リフォーム会社では、代表の宮﨑紀男さんが「職場の事務所が床上浸水し、資材やトラックが水没した」と説明。経営継続に向けた資金援助や資材確保の支援を求めた。
熊本第一交通の川元義昭統括所長も「タクシー10台が水没し、使用できない可能性が高い」と語り、交通インフラとしての業務継続に強い懸念を示した。
生活再建を阻む移動手段の喪失
上天草市松島町では、家具や畳を災害ごみ仮置き場まで運び出す作業に追われる住民を吉田氏が見舞った。柴田実さんは「車が水没して使えず、運搬ができない」と話し、支援車両や搬送手段の提供を訴えた。吉田氏は現場で作業の様子を見守り、今後の復旧計画に必要な支援の方向性を確認した。
ネットの反応
「現場で直接声を聞く動きは評価できる」
「事業者の被害が深刻なのがよく分かる」
「車や資材が失われると復旧に時間がかかる」
「政治家が写真だけ撮って帰らないようにしてほしい」
「移動手段の確保が生活再建の第一歩だ」
こうした投稿からも、被災者の声を政策に反映するための迅速な対応が求められていることがうかがえる。
吉田氏「国・県・市が連携し全力支援」
視察後、吉田氏は「国、県、市が連携して生活再建に必要な支援を進める」と強調。11日には公明党内で「令和7年8月大雨対策本部」を立ち上げ、自ら本部長に就任しており、現地で得た情報を直ちに政策立案と予算確保に結びつける意向を示した。
吉田氏の動きは、現場の生の声を中央に届ける役割として注目されており、今後の復旧スピードと具体的支援策にその真価が問われることになる。