2025-08-06 コメント投稿する ▼
【兵庫県・斎藤知事を脅迫】長崎・壱岐市の66歳無職男を逮捕 「辞職しろ、殺すぞ」投稿
兵庫県・斎藤知事を脅迫 長崎・壱岐市の66歳無職男を逮捕
兵庫県の斎藤元彦知事に危害を加える内容のメッセージを送ったとして、兵庫県警捜査1課は6日、長崎県壱岐市勝本町の無職の男(66)を脅迫の疑いで逮捕・送検した。男は容疑を認めており、警察は他にも同様の投稿がないか調べを進めている。
「殺すぞ」発言を県庁HPに投稿
逮捕容疑は6月17日午後2時15分ごろ、男が自宅またはその周辺からスマートフォンを使い、兵庫県庁ホームページ内の「さわやか提案箱」に危害を加える内容を送信したというもの。県職員を通じて斎藤知事が閲覧したことで、脅迫にあたると判断された。
送信文には「斎藤元彦 貴様の定例記者会見の答弁、態度はなにか。即刻辞職しろ 必ず殺すぞ」などと記されていた。県警はアクセス記録などの捜査から男を特定し、逮捕に至った。
複数の類似投稿も捜査対象
捜査関係者によると、この男が送信したとみられる脅迫メッセージは複数確認されており、県警は他の投稿との関連や動機を慎重に調べている。現時点で政治的背景や組織性は確認されていないが、個人的な不満や怒りが動機となった可能性もあるという。
ネット上では今回の事件に対し、強い批判や不安の声が上がっている。
「公人批判と脅迫は別物。許されない」
「会見の態度が気に入らないなら選挙で判断すべき」
「匿名だからといって何を書いてもいいわけではない」
「こういう脅迫は政治の萎縮を招く」
「SNSやフォームの悪用はもっと厳罰化すべき」
表現の自由と脅迫の一線
公職者に対する批判や意見は民主主義社会において重要だが、危害を加える旨の発言は脅迫罪に問われる可能性が高い。特に今回のように自治体公式の意見フォームを使ったケースでは、発信者特定が比較的容易であり、刑事責任を免れることは難しい。
県警は今後もこうした脅迫行為に対し、厳格な対応を取る方針だ。