2025-07-09 コメント投稿する ▼
斎藤兵庫知事「違法外国人に毅然と」共生と秩序をどう両立するか会見で明言
斎藤兵庫県知事「違法外国人には毅然と対応を」共生と秩序の両立を会見で強調
兵庫県の斎藤元彦知事が9日、定例記者会見に臨み、参議院選挙でも争点となっている物価高対策や外国人への対応に関する考えを明らかにした。特に注目されたのは、違法な外国人対応について「毅然と対応すべき」と明言した発言だ。外国人との共生を認めつつも、法を無視した行為には厳しく対処する姿勢を打ち出した。
「法を逸脱した外国人には毅然と」知事が強調
斎藤知事は、外国人による不法滞在やルール違反に関して問われると、「違法なこと、ルールを逸脱したことに対しては毅然と対応することが大事」と明言。一方で「多くの外国人が現場で働いており、今の日本の暮らしを支えている現実もある」と述べ、共生社会としての議論の必要性にも言及した。
このように法の厳格な運用と、多文化共生の両立というバランスを保とうとする姿勢に、一定の評価と共感が広がっている。
「共生は大事。でも違法行為を見逃すのは違う」
「普通に働いてる外国人は応援する。でもルール守らない人には毅然とすべき」
「こういうバランスのとれた発言、もっと政治家にしてほしい」
「“外国人”で一括りにしないのがいい」
「不法滞在や違法建築まで放置してたら共生なんて夢物語」
背景には、全国各地で外国人による違法な就労や不法滞在、不動産取得のトラブルが相次いでいる現実がある。埼玉・川口市をはじめとした自治体では、地域住民との摩擦や治安への不安が顕在化しており、国レベルでも在留管理や不動産規制の強化が議論され始めている。
物価高対策には慎重姿勢 デジタル商品券に期待
物価高への対応として注目されている消費税減税や現金給付については、「消費税は社会保障財源としての役割があり、地方自治体にも影響がある」として、斎藤知事は減税に慎重な姿勢を示した。代替財源が不明確な状態での減税は難しいとし、「現金給付は時代にそぐわなくなってきている」とも述べた。
その代わりとして、デジタル商品券の活用を提案。行政として地域経済を活性化させる新しい手段として、国にも導入拡大を求めていくと語った。
減税を求める声が国民の間で高まる一方で、知事の現実路線に共感する声もある。
三田米への“まずい”発言に反論 「わが家も食べている」
また、新潟県上越市長が「三田市の米はまずい」と発言したことについて問われると、斎藤知事は「大変残念な発言。わが家も三田米を食べている」と苦笑しつつ反論。「価格も手ごろで味もおいしい。全国の皆さんにも三田米をぜひ味わってほしい」と述べた。
地元を貶める発言に対し、県知事として地域産品をしっかりと擁護した姿勢には、兵庫県民からも好意的な反応が上がっている。
「知事のフォローが素敵。三田米、食べたくなった」
「地元の米をちゃんと守ってくれるっていいね」
「こういうのが政治家の仕事だと思う」
“現実的な保守”が求められる時代に
今回の斎藤知事の発言は、理念先行ではなく、現実を踏まえた保守的スタンスを鮮明にしたものだった。外国人との共生に前向きでありながらも、違法行為や制度の悪用には厳しく対処するという立場は、無関心や曖昧さが蔓延する政治の中でむしろ新鮮に映る。
これまで外国人政策や福祉制度は、“寛容さ”のみが求められてきたが、今や「寛容の裏にある不公平」に目を向ける時代になった。斎藤知事のように、冷静な視点で秩序と共生の両立を語れる政治家の存在は、今後ますます必要とされるだろう。