2025-09-19 コメント投稿する ▼
竹上裕子議員が日本保守党を離党 百田尚樹と河村たかしの対立で党運営に亀裂
百田尚樹代表と河村たかし共同代表の間では、組織拡大の方法や党の進め方を巡り、これまでも度々衝突があったと伝えられています。 党関係者は「両トップの対立が議員たちの活動に影響を及ぼしていた」と語っています。 内部の不協和音が外部に伝わることで、党のイメージにも影響を及ぼす可能性があります。 今後の地方組織づくりや選挙戦略にも支障が出る可能性があります。
竹上裕子議員が離党届を提出
日本保守党の竹上裕子衆院議員(65歳、比例東海)は、2025年9月19日付で離党届を提出しました。党内の対立や運営方法への不満が理由とされています。複数の党関係者が明らかにしたもので、竹上議員自身も来週に記者会見を開き、経緯を説明する予定です。現時点では「今はまだ何も話せない」と取材に答えており、当面は無所属で活動すると見られます。党運営を巡る内紛が表面化したかたちです。
百田尚樹代表と河村たかし共同代表の対立
今回の離党劇の背景には、党幹部同士の深刻な意見の不一致があります。百田尚樹代表と河村たかし共同代表の間では、組織拡大の方法や党の進め方を巡り、これまでも度々衝突があったと伝えられています。竹上議員はその状況に疑問を抱き、最終的に離党という決断を下したと見られます。党関係者は「両トップの対立が議員たちの活動に影響を及ぼしていた」と語っています。
「竹上議員が離党届を提出したと聞いて驚いた」
「百田代表と河村共同代表の対立が表面化した」
「党の在り方に疑問を持つ声は以前からあった」
「このままでは支持者の信頼が揺らぐのではないか」
「無所属となっても竹上議員の活動を注視したい」
SNS上でもこのように様々な声が投稿されており、党の運営体制に批判や不安が広がっていることがうかがえます。内部の不協和音が外部に伝わることで、党のイメージにも影響を及ぼす可能性があります。
政党要件と党勢への影響
日本の国政政党制度では、一定数以上の国会議員を維持しなければ政党要件を満たせません。今回の離党で所属議員数が減れば、その条件を失うリスクも出てきます。これにより、政党交付金や国会内での活動に制約がかかる恐れがあります。関係者の中には「党としての基盤が揺らぐ大きな問題になる」との指摘もあります。特に新興政党にとって議員数の減少は、支持基盤や組織の拡大に大きな打撃となり得ます。
加えて、党の支持層にも混乱が生じています。これまで保守層の受け皿を標榜してきた日本保守党が、内紛によって結束を欠く姿を見せれば、有権者の支持を維持することは難しくなるでしょう。今後の地方組織づくりや選挙戦略にも支障が出る可能性があります。
今後の動向と注目点
竹上議員は今後、無所属での活動を続けながら、記者会見で離党理由を明らかにするとされています。その内容によっては、党執行部の運営方針への批判が強まる可能性もあります。百田代表と河村共同代表が対立を修復できるか、それとも亀裂が拡大するのか、党の命運を左右する局面を迎えています。
日本保守党はこれまでも急速な拡大を目指す中で、政策の具体性や党内意思決定の在り方を巡って議論がありました。竹上議員の離党は、こうした矛盾が噴出した象徴的な出来事といえるでしょう。今後の地方選や国政選挙に向けて、党がどのように立て直しを図るのか注目されます。