2026-03-19 コメント投稿する ▼
豊見城市長がレンタカー業者から2年間無償供与 徳元次人市長、業者周辺の浚渫工事に関与も
同社代表の仲介によってレンタカー会社の事業所周辺の水路で浚渫(しゅんせつ)工事が実施されていたことも判明し、「贈収賄ではないか」と問い詰められる事態に発展しました。 しかし実際に工事が実施された場所は、レンタカー会社の敷地そばに集中していたとされています。
レンタカー無償供与の事実を認める、市議会で追及
沖縄県豊見城市の徳元次人市長が、同市与根のレンタカー会社から2年近くにわたって車を無償で借りていたことが明らかになりました。2026年3月19日の市議会本会議で市議から指摘を受け、徳元市長は大筋で事実を認めました。さらに、同社代表の仲介によってレンタカー会社の事業所周辺の水路で浚渫(しゅんせつ)工事が実施されていたことも判明し、「贈収賄ではないか」と問い詰められる事態に発展しました。
浚渫工事とは、水路や河川にたまった砂や泥をさらって取り除く工事のことです。地域では道路の冠水が長年の懸案となっており、住民らからは対策を求める声が上がっていました。しかし実際に工事が実施された場所は、レンタカー会社の敷地そばに集中していたとされています。地域住民は「車を工面してもらった見返りではないか」と不審の目を向けています。
同日夕、記者が市長宅の駐車場を確認したところ、レンタカーを示す「れ」ナンバーの車が止まっていました。写真を示されたレンタカー会社の関係者は「間違いない」と同社の車であることを認めました。ただし、市長への無償貸与については「全く分からない」と答えるにとどめました。
「3台借りた事実はある」市長が答弁、今月中に全額支払いへ
市議会本会議での質疑で、徳元市長は「これまで3台にわたりお借りしていた事実はあります。支払いが遅れている状況については年度払いに切り替えたことによるものであります。そのことによって不信感と不安を抱かせてしまっていることにお詫びを申し上げたいと思います」と答弁しました。市長は業者と年間契約を交わしていると説明し、今月中に全額を支払うとしました。
浚渫工事の問題については「浚渫は地域住民からの要望もあった。贈収賄ではない」と答弁し、同社代表の仲介を通じて担当課に工事を指示したことは認めた上で、違法行為との結びつきを否定しました。しかしなぜ市長が私用で民間業者から車を借りる必要があったのか、その根本的な説明は明確になっていません。
与根地区は那覇空港に近接した豊見城市の西部に位置し、漁業や農業が盛んな地域です。近年は観光バス会社やレンタカー業者の集積が進んでいます。こうした背景から、行政と業者の関係について地域住民が敏感になっているのは当然のことです。
「業者から無料で車を借りて、その業者の周りだけ工事するって……なぜそこだけなのか」
「支払いが遅れてただけと言うけど、実質タダで乗ってたのと同じでしょ。感覚がおかしい」
「市長が業者と癒着してたら、市政への信頼は地に落ちる。徹底的に調査してほしい」
「貸してもらう前後でその業者周辺だけ工事が行われたなら、グレーどころか真っ黒では」
「沖縄の地方政治でこういう問題が繰り返されるのが残念。透明性ある行政が必要だ」
「贈収賄ではない」の説明だけでは不信は払拭できない
問題の核心は、行政の長である市長が利害関係のある民間業者から便宜を受け、かつその業者の周辺にだけ公共工事が行われたという構図です。事実として確認されているのは、2年近く業者から車を無償で借りていたこと、同社代表の仲介で担当課に工事指示が出されたこと、そして工事が行われたのは同社の敷地周辺に限られているとされていることです。これらを市民の目線で見れば、「なぜその業者の周辺だけなのか」という疑問は当然です。
行政の公正性と「政治とカネ」が問われる局面
市長は「年度払いへの切り替えが遅れたことで不信感を与えた」と述べていますが、そもそも市長が私用でレンタカー業者と取引関係を持つこと自体に問題はなかったのかという根本的な疑問が残ります。市民の代表たる首長には、業者との関係を含む利害関係の透明な開示が求められます。
徳元市長は2022年10月の豊見城市長選挙で、自由民主党(自民)・公明党の推薦を得て初当選しました。今回の問題が明らかになったことで市長の政治的信頼は大きく揺らいでおり、今後の市議会での審議や調査の行方が注目されます。
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