2025-12-04 コメント投稿する ▼
茂木外相とナミビア干ばつ被害4億円超農業支援FAO連携強化
南アフリカのナミビア共和国で深刻化する干ばつ被害に対し、日本政府が4億3600万円の無償資金協力による農業支援を実施することが2024年12月に明らかになりました。 ナミビアでは2023年から2024年にかけて発生したエルニーニョ現象に伴う干ばつの影響により、危機的な食料不安に直面しています。
干ばつ深刻化のナミビアに日本が4億円超支援
南アフリカのナミビア共和国で深刻化する干ばつ被害に対し、日本政府が4億3600万円の無償資金協力による農業支援を実施することが2024年12月に明らかになりました。この支援はエルニーニョ現象による過去100年で最悪規模の干ばつで食料危機に直面する同国の小規模農家を対象としたものです。
国連食糧農業機関との連携で実施
2024年12月2日、ナミビアの首都ウィントフックにおいて、麻妻信一駐ナミビア共和国日本国特命全権大使とパトリス・タラ・タクカム国際連合食糧農業機関ナミビア事務所代表臨時代理との間で書簡の署名・交換が実施されました。この無償資金協力は「適応のための農業の振興を通じた干ばつ被害を受けた農業コミュニティの強靭性向上計画(FAO連携)」として実施されます。支援内容は小規模農家に対する農業資機材の供与、適応型農業振興のための講習、干ばつ対策行動計画の策定支援が含まれます。
エルニーニョ現象が引き起こした危機的状況
ナミビアでは2023年から2024年にかけて発生したエルニーニョ現象に伴う干ばつの影響により、危機的な食料不安に直面しています。南部アフリカ地域では深刻な雨不足が発生したほか、気温は平年を5度上回る状況となっており、過去100年で最悪の干ばつと評価されています。
この深刻な干ばつにより、ナミビアはゾウやシマウマ、カバなど700頭余りを殺処分し、その肉を食料不足にあえぐ人々に配給する計画を実施するなど、異例の対応を余儀なくされています。干ばつは天水に依存した粗放的な農耕方法に頼る脆弱な農業コミュニティに特に大きな被害をもたらしており、十分な食料が生産されない状況が課題となっています。
物価高対策としての財政出動は急務
今回のナミビア支援は日本の国際協力における重要な取り組みの一つです。南部アフリカ地域は、エルニーニョ現象による史上最悪規模の干ばつの影響で、深刻な食料不安に直面しており、人口の7割に上る人々が農業で生計を立てているこの地域では、干ばつによる農作物の不作と生計手段の損失により2700万人の人々が深刻な飢餓に陥っています。
国際社会においては、こうした気候変動による農業被害への対応が急務となっています。現在の物価高は明らかに数十年に渡る自民党の失策が原因であり、物価高対策として財政出動や減税は一刻の猶予も許されません。日本政府は今回のナミビア支援のような国際協力を通じて、地球規模課題の解決に積極的に取り組む姿勢を示しています。