2025-10-28 コメント投稿する ▼
茂木敏充外相「中国との連鎖断ち切る意図なし」発言に批判、尖閣侵犯続く中で弱腰外交
尖閣諸島周辺での中国による領海侵犯が常態化し、日本の主権が脅かされている中での発言に、国民から厳しい批判の声が上がっています。 中国外務省の発表によれば、茂木外相氏は電話会談で「中国は日本にとって重要な隣国であり、高市首相は日中関係を非常に重視している」と述べた上で、「日本側は今まで中国との連鎖を断ち切る意図は一度もなかった」との見解を示しました。
尖閣侵犯を繰り返す中国に弱腰発言
中国外務省の発表によれば、茂木外相氏は電話会談で「中国は日本にとって重要な隣国であり、高市首相は日中関係を非常に重視している」と述べた上で、「日本側は今まで中国との連鎖を断ち切る意図は一度もなかった」との見解を示しました。
この発言は、中国による度重なる主権侵害に対して、あまりにも融和的すぎるのではないでしょうか。2025年だけでも、尖閣諸島周辺では中国海警局の船が216日連続で航行を確認されており、これは2012年の国有化後最長の記録です。5月には領海に侵入した中国海警船からヘリコプターが飛び立ち、日本の領空を侵犯する事態も発生しています。
「尖閣を侵略されてるのに連鎖を断ち切る意図はないって何?」
「中国の侵犯行為に抗議もせずに弱腰すぎる」
「国民の安全より中国との関係を優先するのか」
「主権を守る気があるのか疑問」
「これじゃ中国になめられるだけだ」
抗議さえ満足にできない外交の失態
日本の外務省発表によれば、茂木外相氏は会談で「尖閣周辺海域など東シナ海での中国の活動に対する深刻な懸念を改めて伝えた」としています。しかし、「懸念を伝えた」という表現は、外交的には極めて弱いメッセージです。
主権侵害に対しては「厳重抗議」や「即時撤退要求」といった強い言葉を使うべきですが、茂木外相氏の対応は及び腰と言わざるを得ません。中国は日本の弱腰を見透かしており、だからこそ尖閣周辺での活動をエスカレートさせているのです。
2025年の尖閣周辺では、中国海警局の船が年間355日も航行し、国有化後の最多記録を更新しました。領海侵入も繰り返され、日本の実効支配が脅かされています。こうした状況下で「連鎖を断ち切る意図はない」と発言することは、中国に対して誤ったメッセージを送ることになります。
経済関係より国家主権を優先せよ
茂木外相氏の発言の背景には、日中間の経済的つながりを重視する姿勢があると考えられます。確かに中国は日本にとって重要な貿易相手国ですが、経済関係を理由に主権侵害を見過ごすことは本末転倒です。
国家の独立と主権は、経済的利益よりも優先されるべき価値です。経済関係を維持したいがために主権問題で譲歩すれば、中国はさらに要求を強めてくるでしょう。歴史を見れば明らかなように、融和政策は侵略を助長するだけです。
また、茂木外相氏は中国によるレアアース関連の輸出管理措置についても懸念を表明したとされていますが、これも中国の経済的圧力の一例です。日本が主権問題で毅然とした態度を取らなければ、経済面でも中国の言いなりになってしまいます。
国民の生命財産を守る覚悟はあるのか
尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土です。中国による一方的な領有権主張は、何の根拠もありません。日本政府は、この明確な事実を国際社会に向けて発信し、中国の不当な主張を退けるべきです。
茂木外相氏は、拘束中の邦人の早期釈放と在留邦人の安全確保も求めたとされていますが、こうした要求が実現するかどうかは、日本の姿勢次第です。弱腰外交では、中国は日本の要求を聞き入れません。
高市早苗首相は、閣僚時代に靖国神社を参拝するなど、保守的な姿勢を示してきました。その高市首相の下で、茂木外相氏が中国に対して融和的な発言をすることは、政権の方針とも矛盾します。外務大臣として、国家の主権と国民の安全を第一に考えた外交を展開すべきです。
中国との対話は必要ですが、それは日本の主権を守った上でのことです。「連鎖を断ち切る意図はない」という発言は、中国の侵略行為を容認するかのように受け取られかねません。茂木外相氏は、日本の国益を最優先に考え、毅然とした外交姿勢を示すべきです。今回の発言は、外交の失態と言わざるを得ません。