2025-11-24 コメント投稿する ▼
沖縄県道9号津波―大保間2.4キロ全面通行止め、導水管破裂で歩道陥没発生
沖縄県は2025年11月24日、大宜味村で発生した導水管破裂による漏水の影響で、県道9号の津波から大保付近までの約2.4キロ区間を全面通行止めにしていると発表しました。 県道9号の通行止めにより、大宜味村内や北部地域への移動は国道58号を中心とした迂回が必要となります。
沖縄導水管破裂
県道9号津波―大保間を全面通行止め、復旧まで2.4キロ区間封鎖
沖縄県は2025年11月24日、大宜味村で発生した導水管破裂による漏水の影響で、県道9号の津波から大保付近までの約2.4キロ区間を全面通行止めにしていると発表しました。解除時期は漏水の復旧後を見込んでおり、その他の道路では現時点で通行止めの予定はないとしています。
午前7時30分に歩道陥没で通行止め拡大
今回の通行止めは段階的に拡大されました。沖縄県企業局によると、24日午前3時頃に導水管の漏水を確認し、同4時頃には職員が現場で二次被害防止のためにパイロンを設置するなど車両の通行を制限する措置を開始しました。
その後、名護署によると、24日午前7時30分頃に県から「大宜味村の県道9号沿いの歩道で漏水の影響とみられる陥没が発生し、周辺を通行止めにした」と通報がありました。署員が同8時頃に現場に駆けつけると、歩道の一部に穴が空いていたり、土砂が堆積している状況を確認したといいます。
沖縄本島北部の重要な交通路線が寸断
県道9号は沖縄本島北部を結ぶ重要な交通路線の一つです。大宜味村内では国道58号と並行して走る区間があり、地域住民や観光客の移動に欠かせない道路となっています。
通行止め区間の津波から大保付近は、塩屋湾沿いの景勝地としても知られ、観光ルートとしても利用されていました。この区間の封鎖により、地域の交通に大きな影響が出ることが予想されます。
「県道9号が通れないと、大宜味村内の移動がかなり不便になる」
「国道58号が混雑しそうで心配。迂回路の情報が欲しい」
「2.4キロも通行止めって、相当広範囲だな」
「復旧後って、いつになるんだろう。25日になるのかな」
「観光で行く予定だったけど、ルートを変更しないといけない」
迂回路は国道58号が中心となる見込み
県道9号の通行止めにより、大宜味村内や北部地域への移動は国道58号を中心とした迂回が必要となります。大宜味村へのアクセスについて、村の公式情報によると、那覇市から北へ87キロメートル、国道58号を通って約2時間の距離となっています。
通常、県道9号を利用していた地域住民や観光客は、国道58号を経由したルートに変更する必要があり、交通集中による渋滞の発生も懸念されます。
大宜味村内には琉球バス交通と沖縄バスが共同運行する67番辺土名線が運行されており、こちらは国道58号経由のため、公共交通機関への影響は限定的とみられます。
復旧作業は導水管修理と連動
県道9号の通行止め解除は、根本原因となった導水管の漏水復旧と密接に連動しています。沖縄県企業局は現在、補修工事中の別の導水管への切り替え作業を進めており、復旧は早くても25日午前になると説明しています。
道路の陥没や損傷の程度によっては、導水管の復旧後も道路の安全確認や補修工事が必要となる可能性があります。県では今後の復旧状況を見ながら、通行止め解除の時期を決定するとしています。
現場では大宜味村の県道9号線の津波から大保付近までの約2.4キロ区間で復旧作業が続けられており、作業員らが漏水の修理と道路の安全確認に当たっています。