2025-01-06 コメント投稿する ▼
経済回復の兆し見えるも、庶民の生活は依然厳しい――加藤金融担当相の発言に潜む課題
しかし、多くの国民は依然として生活の厳しさを感じており、景気回復の実感が乏しい状況が続いています。
実際、2024年の調査(マネーフォワード)では、8割の人々が景気回復を実感していないと回答しています。
また、2024年10月の調査でも、賃上げの動きは加速しているものの、生活実感としては逆に厳しさを感じる人が多いとの結果が出ています。
さらに、日経平均株価が上昇している一方で、個人の生活は物価高や実質賃金の低下により厳しい状況にあります。
このように、経済指標上の回復と庶民の生活実感との間には大きな乖離が存在しています。
政府は賃上げと投資が牽引する成長型経済への移行を目指すとしていますが、現時点ではその効果が庶民の生活に十分に反映されていないと言えます。今後、国民一人ひとりが景気回復を実感できるような政策の実施が求められています。