2025-03-14 コメント: 1件 ▼
「財務省解体デモ」東京・霞が関に市民集結 物価高騰に対する怒りの声
デモの参加者たちの声
デモには「財政健全化は国民貧困化」「財務省は国民の敵だ」といったスローガンを掲げた人々が集まり、生活の困難さを訴えていた。一人の男性はマイクを握り、「日本は30年も失われたままだ。君たちの緊縮財政が原因で、所得倍増のチャンスを失った」と怒りをぶつけた。また、物価の高騰に苦しむ市民たちは、「食料品を買うときも、どれを買うか迷っている」といった声を上げ、実際の生活の厳しさを訴えた。
沿道には「STOP!増税」「緊縮財政反対」と書かれたプラカードを持った参加者たちが集まり、約2時間にわたって「金配れ!」や「鬼!」と叫び続けた。このデモは、政治団体とは一線を画し、個人の思いを表現する場として行われ、個人攻撃や差別的な発言は禁止されていた。
財務相のコメント
デモの最中、加藤勝信財務相は記者会見で、物価上昇と実質賃金の低迷について言及し、「生活負担が高まっている」と指摘した。その上で、「経済再生と財政健全化の両立が重要だ」と話し、政府の立場を強調した。
全国的な広がり
この「財務省解体デモ」は東京だけでなく、全国12カ所で一斉に行われた。デモの参加者の中には、初めて参加したという人も多く、SNSでの呼びかけに応じて集まった市民たちが見られた。また、スマートフォンで撮影するユーチューバーなども現場に多数集まり、報道の一環として注目を集めていた。