2024-12-19 コメント投稿する ▼
国家の未来を描く:小林鷹之氏が政策勉強会を立ち上げ
小林氏は会合で、「党内で中長期の国のあり方を議論する場があまりない。少数与党の立場となったが、私たちなりの軸を持って国家運営に携わることが重要だ。政局と関係なく開かれた形で議論し、政策を深掘りしたい」と述べました。勉強会は月に1回のペースで開催される予定で、総裁選挙で支援を受けた議員との連携を深める狙いがあるとみられます。
一方で、自民党内では小林氏の次期総裁選への再挑戦を見据えた動きとの見方も出ています。小林氏は勉強会について「政局の話は関係ない」と強調していますが、総裁選での知名度不足を補うための足場固めとの指摘もあります。
小林氏は9月の自民党総裁選挙に立候補し、「自民党は生まれ変われることを証明したい」と述べていました。総裁選では「国家戦略2050」を打ち出し、党の刷新を期待する中堅・若手を中心に支持を広げましたが、知名度不足の課題が払拭できず、出馬した9人中5位の結果となりました。次期総裁選については「挑戦する」と明言しています。
勉強会の呼びかけ人には、渡海紀三朗党政治改革本部長や浜田靖一衆院議院運営委員長、石井準一参院国対委員長らが名を連ねています。今後の日本のあり方について議論を深めることで、党内での影響力を強める狙いがあるとみられます。