2025-09-24 コメント: 1件 ▼
小林鷹之が防衛費「2%では足りない」と明言 総裁選討論会で即応回答
**戦争抑止には装備や研究開発への投資を積み重ねる必要がある**と述べ、具体的な装備の強化を提示した点が注目を集めた。 ただしGDP比の具体的な数値は示さず「速やかに分析して積み上げるべき」と述べるにとどめた。 **一方で発言の多くをペーパーに頼らず、自分の言葉で説明した姿勢**は会場で評価された。
小林鷹之、防衛力整備の必要性を訴える
自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した小林鷹之元経済安全保障担当相は9月24日、日本記者クラブ主催の討論会で、防衛費の対GDP比について「2%では到底足りない」と強調した。戦争抑止には装備や研究開発への投資を積み重ねる必要があると述べ、具体的な装備の強化を提示した点が注目を集めた。
小林氏は「相手の射程圏外から攻撃できるスタンド・オフ・ミサイル」「ミサイル防衛」「弾薬備蓄」「研究開発費の拡充」を列挙。装備体系の拡充こそが抑止力の鍵だと訴えた。ただしGDP比の具体的な数値は示さず「速やかに分析して積み上げるべき」と述べるにとどめた。一方で発言の多くをペーパーに頼らず、自分の言葉で説明した姿勢は会場で評価された。
財源論は言及避けるも、即応力を示す
小泉進次郎農林水産相は「NATO加盟国並みの3.5%を視野に入れるのか。その場合は7.5兆円の追加費用が必要だ」と追及し、「財源をどう考えるのか」と質問した。これに対して小林氏は財源論には直接触れなかったが、防衛力整備の必要性を力説した。
会場では「数字ありきではなく中身を積み上げる」という姿勢が即応的で現実的と受け止められた。対照的に、小泉氏はペーパーを読み上げながら「財源を確保しながら必要な金額を確保していきたい」と述べ、抽象的な印象を残した。
討論会で際立った小林氏の存在感
討論会終盤、記者から「44歳でしょ、そんな慎重すぎてどうするの」と小泉氏に挑発的な質問が飛んだ。これは小泉氏の姿勢を揶揄する一方で、小林氏の即応力が鮮明になった瞬間でもある。
小林氏は明確な数字を避けつつも、装備強化の方向性を繰り返し強調。自らの言葉で論点を整理する姿勢は「即断即決力」に結びつくと評価され、総裁選における存在感を高めた。
SNSの反応
「小林鷹之がスタンド・オフ・ミサイルの必要性を説いたのは説得力あった」
「財源に触れなかったのは課題だが、自分の言葉で答えた点は評価できる」
「小泉進次郎が紙を読み上げる一方、小林氏は堂々としていた」
「防衛費2%超の現実的な積み上げを語ったのは小林氏だけだった」
「総裁選での即応力を示したのは小林氏だと思う」