2025-03-23 コメント投稿する ▼
玉木代表を首相候補に? 小川幹事長が野党統一候補の可能性を示唆
■ 玉木代表の首相候補擁立の可能性
小川氏は、石破首相が辞任した場合、国会で首相指名選挙が行われる可能性があると前提に立ち、「あらゆる可能性を排除するわけにはいかない」と述べ、野党側で国民民主党の玉木代表を統一候補として擁立する可能性に言及した。過去の例として、日本新党の細川元首相や、社会党の村山元首相を挙げ、「政治には技術的な柔軟性が求められる」と強調した。
小川氏は、野党の第一党党首が最有力な候補になることが前提である一方、玉木氏を首相候補として一本化する選択肢を完全に排除するつもりはないとの考えを示した。
■ 商品券問題に関する疑念
また、小川氏は、石破首相による商品券配布問題についても言及。石破氏が「私費で購入した」としている商品券の原資が官房機密費である疑いについて、「そんなに突然、けちけちしていた人が、急に自由な金を持っているようなことは普通ありえない」と強く疑問を呈した。さらに、「官房機密費が使われた可能性が濃厚であると言わざるを得ない」と指摘し、これが解決されない限り問題は収束しないと訴えた。
■ 内閣不信任決議案に慎重な姿勢
石破首相に対する内閣不信任決議案については、すべての野党が一致すれば可決されるとしつつ、慎重な判断を示した。小川氏は「解散総選挙や総辞職、首相指名選挙の見通しを立てたうえで、真剣に局面に対応していきたい」とし、軽率に動くことなく、慎重に組み立てていく考えを明かした。
■ 歴代政権の責任追及の必要性
また、商品券問題が石破首相にとどまらず、歴代政権に関わる可能性があるとして、岸田前首相も国会の政治倫理審査会に出席するべきだとの意見を述べた。小川氏は、過去の政権における政治倫理の問題にも踏み込むべきだと語り、真相解明の必要性を訴えた。