2025-01-21 コメント投稿する ▼
小川幹事長、竹内元県議の死去に危機感―SNSでの誹謗中傷が引き起こす問題
■竹内英明氏の死去とその背景
竹内氏は、兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑を調査する百条委員会の委員として活躍していました。しかし、昨年11月の県知事選後、SNS上での激しい中傷やデマが原因で、知事選後に県議会議員を辞職し、今月18日に自宅で死亡が確認されました。
■小川幹事長のコメント
小川幹事長は21日の記者会見で、「SNS上の言動、様々なデマや誹謗中傷が仮に原因の一つになったとすれば、本当に由々しき事態だ」と述べ、ネット上の言論空間の健全化に対する国政の役割と責任の重要性を強調しました。
■デマや中傷の影響とその対策
竹内氏の死去を受けて、SNS上でのデマや誹謗中傷が深刻な影響を及ぼす可能性があることが再認識されています。小川幹事長は、「悪意に満ちた虚偽情報を流布することは認定の問題が難しいが、何らかのルール、ある種の規律がないとますます人権侵害および社会不安が増長されるのではないかという危機感を持っている」と述べ、自己規律を含む抑制の効いた健全な言論空間の構築が求められると訴えました。
■立花党首の発言とその後の対応
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は、YouTubeで竹内氏が警察に逮捕されるのが怖くて命を絶ったと発言しました。これに対し、兵庫県警の本部長は、「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されているのは極めて遺憾だと受け止めている」と否定し、立花氏は逮捕に関する情報は間違いだったとして謝罪しました。