2026-03-24 コメント: 1件 ▼
沖縄全島エイサーまつり実行委が規約改定 沖縄商工会議所加わり新体制へ
沖縄の夏を代表する伝統文化行事「沖縄全島エイサーまつり」の実行委員会が2026年3月23日、沖縄市役所で開かれ、構成団体の見直しを含む規約改定が賛成多数(賛成4、反対2)で可決されました。 2026年3月23日の実行委員会で審議された規約改定では、琉球新報社とOTVは構成団体から外れ、代わって地域経済の振興を担う沖縄商工会議所が新たに加わります。
この規約改定の背景には、2025年の第70回記念大会をめぐる一連のやり取りがあります。陸上自衛隊第15旅団エイサー隊が大会初日に初めて演舞に参加したことに関連し、実行委構成団体であった琉球新報社が「自衛隊が隊として参加することには違和感を禁じ得ません」との立場を示し、実行委員会に対して参加経緯などの説明を求めていました。
陸自エイサー隊の参加をめぐる経緯 実行委は「正規の選考を経た」と説明
2025年9月に開催された第70回記念大会では、陸上自衛隊第15旅団エイサー隊が初日の「道ジュネー(練り歩き)」の固定演舞に初参加しました。同旅団のエイサー隊はすでに10年以上前に設立されていましたが、全島エイサーまつりへの参加は今回が初めてでした。
実行委員長を務める花城大輔沖縄市長は「エイサーはエイサーを愛するすべての人のもの。踊ってくれる人を増やすことに制限はないはず」と述べ、参加を容認する姿勢を明確にしました。エイサー隊の選考については「正規の選考を経て決まった」と説明し、「お祭りは政治を持ち込む場所ではない」と強調しました。
陸自エイサー隊は公務ではなく、エイサー衣装を着た36人が演舞を披露しました。初日の道ジュネーでは沿道の観客から大きな拍手で迎えられました。
「エイサーは地域の文化。誰もが楽しめる場であってほしい。自衛隊の方も地域の一員として踊ることは自然なことだと思う」
「市長が言う通り、エイサーに政治を持ち込まないでほしい。踊り手は皆、一生懸命稽古して本番に臨んでいる」
沖縄県議会も「差別的な風潮を改める」決議を可決
一部の市民団体が陸自エイサー隊の出演中止を求める要請を行ったことに関連し、沖縄県議会は2025年10月8日の本会議で、自衛隊と隊員・家族に対する差別的な風潮を改め、県民に理解と協力を求める決議を賛成多数で可決しています。
決議では「防衛政策への批判や抗議は表現の自由として尊重されるべき」としながらも、「自衛隊員であるとの理由で社会参加の機会が奪われ、隊員や家族の尊厳が傷つけられることはあってはならない」と明記されています。
「自衛隊員も地域に住む市民。職業を理由に文化行事の参加を制限しようとする動きには反対だ」
この決議の可決や、実行委員会内での議論を経るなかで、今回の規約改定につながる検討が進んできたものとみられます。
規約改定で構成団体を刷新 沖縄商工会議所が新たに参加
2026年3月23日の実行委員会で審議された規約改定では、琉球新報社とOTVは構成団体から外れ、代わって地域経済の振興を担う沖縄商工会議所が新たに加わります。採決は賛成4、反対2の賛成多数で可決されました。
沖縄全島エイサーまつりは1956年に旧コザ市(現・沖縄市)の誕生を記念した「全島エイサーコンクール」として始まり、1977年の第22回から現在の名称になりました。現在は3日間開催で延べ30万人の観客動員数を誇る県内最大のエイサーイベントとして定着しています。
今後は実行委員会の新体制のもと、まつりの運営が進められていきます。2026年の第71回大会は旧盆明けの週末、2026年9月4〜6日の開催が予定されており、地域に根ざした伝統文化の祭典として引き続き発展することが期待されます。
「伝統文化を守るためにも、まつりの運営体制が地域の実情に合った形になっていくことは大切だと思う」
「エイサーは沖縄の誇り。誰でも楽しめる開かれたまつりであり続けてほしい」
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まとめ
- 沖縄全島エイサーまつり実行委員会が2026年3月23日、規約改定を賛成4・反対2の賛成多数で可決
- 琉球新報社とOTVが構成団体から外れ、新たに沖縄商工会議所が加わる
- 背景は2025年の第70回大会における陸上自衛隊第15旅団エイサー隊の初参加をめぐる議論
- 花城大輔実行委員長(沖縄市長)は「正規の選考を経た。エイサーに政治を持ち込む場所ではない」と説明
- 陸自エイサー隊は公務外で36人がエイサー衣装で演舞し、観客から大きな拍手で迎えられた
- 沖縄県議会は2025年10月8日、自衛隊員への差別的な風潮を改める決議を賛成多数で可決
- 第71回大会は2026年9月4〜6日に開催予定
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