2025-05-15 コメント: 1件 ▼
JA全中、日米貿易交渉で「農業を犠牲にするな」と緊急要請 赤沢再生相「生産者を守る」と明言
農業団体が政府に強い要望
JA全中、日米交渉で「農業を守れ」と訴え
全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は15日、赤沢亮正経済再生担当相と東京都内で面会し、日米間の貿易交渉において「農業を犠牲にするような合意は容認できない」と強く訴えた。赤沢氏はこれに対し、「農業生産者が安心して再生産に取り組める環境を整えることは政府の重要な責務」と応じ、農業分野の保護に配慮する姿勢を示した。
農業を守る緊急要請
山野会長、輸入拡大に懸念
JA全中の山野会長は、日米間の交渉でコメの輸入拡大が議題に上がっていることに危機感を示し、「食料安全保障の観点からも、大きな問題を引き起こしかねない」と強調。動植物検疫の見直しにも懸念を表明し、政府には「毅然とした交渉姿勢」を求めた。
赤沢経済再生担当相は「交渉においては守るべきものを守り、最適な合意を目指す」としながらも、「農業者の不安は理解している。安心して生産に取り組んでほしい」と述べた。
農業関係者から不安と期待の声
農業関係者からは、「政府は本当に農業を守れるのか」との不安の声が上がっている一方で、「赤沢氏が明確に農業を守ると約束したのは評価できる」と期待も寄せられている。
ネットユーザーの反応
「農業は日本の命綱。簡単に妥協するべきではない。」
「赤沢氏の発言は勇気づけられるけど、実際どうなるのか。」
「政府は具体的な対応策をもっと説明すべき。」
「日米交渉で農業を守り抜くのは簡単ではないが、負けないでほしい。」
「消費者としても、安さ優先で品質が落ちるのは避けたい。」
日米交渉の行方に注目
日米間の関税交渉は今後も続く見込みで、農業分野への影響は大きな関心を集めている。政府はJA全中など関係団体と緊密に連携し、国益を守る姿勢を強調し続けることが求められる。農業者の安心を確保するため、政府の透明性と具体的な支援策が問われている。