2025-08-24 コメント投稿する ▼
伊藤まさし氏(三重県知事候補)、やながせ裕文氏を称賛 コロナワクチン健康被害を訴え
伊藤まさし氏、やながせ裕文氏への敬意を表明
三重県知事選に立候補を表明している伊藤まさし氏が、自身のSNSでコロナ禍当時の国会議員やながせ裕文氏を称賛し、コロナワクチンの健康被害を国民に正しく伝える使命感を語った。伊藤氏は「コロナ禍の混乱の中、『陽性=感染ではない』と勇気をもって真実を伝えた国会議員がいた」と述べ、その人物として前参議院議員のやながせ氏の名前を挙げた。
さらに伊藤氏は「私も同じように、コロナワクチンの健康被害を国民に正しく伝えたい。その使命感から、昨年の衆院選に挑戦した」と語り、政治活動の原点に「国民の命と健康を守ること」があると強調した。三重県知事選に向けて、自らの姿勢を改めて示した格好だ。
コロナ禍の発信とやながせ氏の評価
伊藤氏が敬意を示したやながせ裕文氏は、コロナ禍においてPCR検査の「陽性」判定が必ずしも「感染」を意味しないと国会で指摘し、過度な恐怖や誤解を避けるべきだと訴えた議員の一人である。政府や専門家の公式見解と異なる発言に批判もあったが、一方で「冷静な視点だった」と一定の評価を受けてきた。
伊藤氏はその姿勢を「勇気をもって真実を伝えた」と称賛し、自らも「隠されがちな健康被害に光を当てるべきだ」として、政策の柱に据える意向を明らかにしている。
三重県知事選への影響
伊藤氏の主張は、県政よりも国政に近いテーマを強調している印象もある。しかし、コロナ禍で医療や福祉が大きな課題となった地域社会にとって、健康被害の検証や住民への情報公開は地方自治の範囲でも重要なテーマである。ワクチン接種をめぐっては国と自治体の連携不足や副反応対応の不透明さが指摘されており、県知事候補がこの問題を掲げることは一定の注目を集めるだろう。
一方で、ワクチンに関する発言は賛否を呼びやすく、科学的根拠との整合性や医療関係者との協力体制が問われる可能性もある。知事選の争点として定着するかどうかは、他候補との政策論争次第だ。
ネット上の反応
伊藤氏の投稿には賛否が寄せられている。
「確かにやながせ氏は勇気ある発言をした」
「ワクチンの副作用をきちんと伝える姿勢は必要だ」
「でも科学的根拠を示さなければ不安を煽るだけだ」
「地方の知事選で国政的な主張をするのは違和感がある」
「健康被害を軽視してきた国や自治体の姿勢に疑問を持つ人は多い」
こうした意見からは、伊藤氏の発信が支持と警戒の両方を呼んでいることがわかる。
三重県知事選と健康政策の行方
伊藤まさし氏が示した姿勢は、単なる政争ではなく「住民の健康と命を守る」という視点に基づいている。コロナ禍を経て地方自治に求められるのは、国の方針をそのまま受け入れるのではなく、地域の実態に即した対応と情報公開である。ワクチンの効果や副作用についても、住民が納得できる形で透明に示すことが今後の信頼回復につながる。
三重県知事選は、経済再生や少子高齢化対策と並んで、健康政策が重要な論点の一つになる可能性がある。伊藤氏の発言は、その議論の火付け役となりそうだ。