2025-10-12 コメント投稿する ▼
船田元氏の「退陣撤回」発言に批判集中 自民党は民意を無視したままか
この発言は、明らかに民意を軽視した驕りだ。 選挙で示された結果を尊重せず、派閥の論理で政治をねじ曲げようとする――そんな姿勢に、国民の信頼はない。 退陣を表明した首相を引き留めたり、総裁選をやり直せと言ったりすることは、選挙の意味を踏みにじる行為だ。 船田発言は、単なる一議員の放言ではない。 自民党の本音を露わにしたものだ。
船田発言は民意を無視した驕り
自民党の船田元元経済企画庁長官が「石破首相は退陣を撤回すべきだ」「高市氏が降りて総裁選をやり直すべきだ」と語った。この発言は、明らかに民意を軽視した驕りだ。選挙で示された結果を尊重せず、派閥の論理で政治をねじ曲げようとする――そんな姿勢に、国民の信頼はない。
自民党は「刷新」や「変革」を口にするが、結局は昔のままだ。派閥と密室の調整で権力を守る体質が、いまだに党内に巣食っている。このままでは何も変わらない。
民意より派閥を守る政治
船田氏の発言の裏にあるのは、「政権を失うわけにはいかない」という焦りだ。だが、国民が望むのは政権維持ではなく、政治の正常化だ。退陣を表明した首相を引き留めたり、総裁選をやり直せと言ったりすることは、選挙の意味を踏みにじる行為だ。
国民の声を置き去りにして、党の都合だけで政治を回す。これが長年続いてきた「昔の自民党」の姿そのものだ。
「首相が退陣すると決めたなら、それを撤回するのは筋が通らない」
「民意を無視してまで権力を守る姿は、国民を軽んじている」
「総裁選をやり直せという発想は、民主主義の根本を壊す」
「こういう感覚が残っている限り、自民党は変われない」
党内の沈黙も共犯
驚くのは、この発言に対して党内から強い批判が出ていないことだ。これほど明確に民意を踏みにじる言葉に、反論一つ上がらないのは異常だ。沈黙は同意と同じ。自民党全体がこの感覚を共有していると見られても仕方がない。
派閥の論理に縛られ、空気を読む文化が支配しているうちは、自民党は永遠に過去の亡霊だ。真に「国民のための政治」を取り戻したいなら、まず党内のこうした古い体質を切り捨てるべきだ。
船田発言は、単なる一議員の放言ではない。自民党の本音を露わにしたものだ。民意を軽んじ、権力を手放せない政党が、国の未来を語る資格はない。